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MRI体験記 [その他]

今年もやって来ました、乳がん検診の季節。
私は、マンモグラフィーの圧迫版に挟みこめるほどの立派な胸は持ち合わせていないので、
超音波検査(エコー)を受けているのですが、
昨年このエコーの際に、
「心配するほどのものではないと思うけど、ここに何か写ってますね。すぐにどうこう言う種類のものではないですけど、経過観察にしておきましょうね。」
と言われた部分(私でも見てわかる程度。でも実際には、数ミリ程度のものらしい。シコリはなし)がありました。


ちなみに、マンモに関しては、友人から、
あまり無い胸をさんざん引っ張られ、それはそれは薄~~~く伸ばされて、
やっと圧迫版に挟みこめた!あんなに薄く伸ばされて潰されたのがショックだった!
という話を聞いていて、それ以来、足がすくんでチャレンジした事はありません(苦笑)。


では半年後にまた見せて下さい、と言われていたものの、
母の入院さわぎでなかなか行く暇がなく、
とうとう1年たったのでさすがに行かなくてはと思い、先日行ってきました。


すると先生に、
「去年から大きさは変わってないけれど、やっぱり何か写りますね。
 この際だからMRI(磁気共鳴画像法)の検査をしておいて、何なのか突き止めておきませんか?
 マンモより辛くないし、正確にわかりますよ。」
と言われてしまいました。


えーMRIかぁ。
おっきな音がするんだよなぁ。
あんまり嬉しくないけど・・・この際はっきりさせちゃうか!
と思い、
「お願いします。」と検査を受けることにしました。



よく“工事現場の音”と表現される事の多い、MRI検査の際の音。
私は工事現場でアスファルトをドリルで砕く、キーーンドゥルルルルッバリバリバリバリッという音、
特に、キーーンバリバリ系の音が苦手なので、
正直少々気重でしたが、
引っ張られて潰されて痛いよりいいかな、と思い直して覚悟を決めた次第です。


紹介状をいただいて検査専門の施設へ向かったのは、その一週間後。
池袋のメディカルスキャニングという施設です。
メトロポリタン.jpg
お医者さまや看護師さんは、もちろんいらっしゃいますが、
病院、ではなく検査を専門に行う所のようです。
何箇所かあるのですが、池袋はホテルの地下一階にありました。



着いたらまず問診を受けます。
その後問題なければ、検査着に着替えに個別のロッカー室へ案内されます。
使い捨ての検査着、鍵のかかるロッカー、なかなか配慮されていますね。
磁場(磁気)を使用する検査室は金属持ち込み厳禁なので、ここに持ち物は全部置いていきます。
ちなみにこのロッカーの鍵は、一見金属みたいに見えますが、
検査室へ持って入っても大丈夫なような特注品なんだそうです。


さらにこの時に、私は造影剤を使う検査なので、
検査がはじまる前に点滴確保。
乳腺の検査はうつぶせになって受けるので、
普通点滴の針を入れるひじの内側からではなく、
左手の親指のつけねあたりに針を入れますね~と言われました。(((;゚Д゚)))
でもまぁ、出産の時に、
“ひじの内側から点滴入れると、暴れた時に取れちゃうから”と言われ、
手の甲にぶすっと点滴の針を入れられた経験のある私には、まだまだ余裕なのでした。


さて、いよいよ検査室へ。
重くて厚い扉が開くと、部屋の中はひんやりしていました。(機械のためだそうです)
そして、癒し系のオルゴールの曲が流れていました。
宮崎駿さんが携わった映画のBGM集のようです。


装置にはうつぶせになって寝るのですが、胸のあたりに、2つ穴のあいた台のようなものがあります。
あの穴に胸を入れるようですね。
思わず、「あの穴だとかなり余ってしまうと思うのですが!」と言ってしまいました。


とりあえず、うつぶせになって位置を調整してもらって、ヘッドフォンをしました。
噂どおり、大きな音がするのでしょう。
さらに、右手に小さなボールのようなものを持たされて、
「気分が悪くなったりしたら、これをぎゅっと握ってください。」と言われました。


ヘッドフォン、癒し系の音楽、そして緊急連絡用のアラーム(ボール)。
うわぁ、いったいどんな音がするんだろう、とちょっと不安w


さて、それでは装置のベッドが上がっていって、トンネルの中にはいっていきます。
うつぶせになっているので装置の天井が見えないせいか、圧迫感はなし。
BGMは、大好きな「ルパン三世カリオストロの城」、のオープニング曲。
(ジブリ作品じゃないのにしっかりこの曲が入ってるあたりに、このアルバムに好感を覚えるw)
なんだか、大丈夫そうな気もしてきました。


どんなキーンバリバリ音がするのかと覚悟をきめていたら、
ブーーーッ ブーーーッ  という、大きなブザーのような音が聞こえてきました。
耳に突き刺さるような高周波数の音を想像してびびっていたのですが、
ブザー音なら、まるで大丈夫。
ブザー音も高くなったり低くなったりしましたが、
けしていい音とは言いませんが、不快な音ではなく、安心しました。


もう一種類、子供のおもちゃの光線銃のような音もしました。
ピロピロピロピロウィンウィンウィンウィン ダダダダダダダダ みたいな音です。
(うまく表現できない 苦笑)
これも高くなったり低くなったりしましたが、私は大丈夫でした。


時間は30分くらいかかったので、少し長かったな、という気がしましたが、
検査自体は辛いと思うことなく、無事に終わりました。
もちろん、大きな音や狭い装置内に居ることがが苦手な方もいらっしゃると思います。
あくまでも私にとってはですが、想像していたよりずっと楽でした。



検査費用は、エコーの後の精密検査ということで保険扱いとなり12,810円でした。
(今日はじめて痛かった?笑 これが自由診療だったら、ほんとにもっと痛そうですね)




長くなってしまいましたが、
受ける前の私のように、MRIについて不安な方の参考になれば、と思って書いてみました。
痛くもかゆくもないし、特に乳がん検診の場合、マンモや触診が苦痛な時には、
音との相性さえ悪くなければ、
からだや気持ちに負担の少ない検査だなと思いました。


検査の結果は、all right でした。v('-'*)






今日は文字ばかりになってしまったので、
昨日生地を作って今朝焼いたクッキーの画像をのせてみます。
お魚クッキースイミー編.jpg


藤野真紀子さんの「語りつぐお菓子たち」に載っている、
大好きなお魚サブレのおめかし版。


お魚クッキーおめかし編.jpg
チョコレートのデコペンとカラーシュガーで遊んでみました。
小学校の頃に、「空想の魚」っていう題で、こんなお魚の絵を描いたような記憶があります。
(進歩してないw)
でも、この生地はやっぱりおいしい!
大好きです。


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少しだけ近況報告 [その他]

大学木蔭.jpg

ここしばらくの間、なにかと忙しくてなかなかお菓子を作っている時間がなく、
すっかり更新ができなくなっていました。
あいかわらずお菓子ネタはあまりないのですが、
久しぶりに更新してみました。
たいしたお話はないのですが(笑)、よろしかったらおつきあいください。


昨日は母校で、ある先生を囲む会が催され、2年ぶりくらいに学生気分に戻って懐かしいキャンパスへ行ってきました。
数年前に退任された先生を囲んで、卒業生、それもほぼ私が在籍していた前後5期生くらい?の卒業生が集まり、こじんまりとはしていましたが和気あいあいとした、とても楽しい充実した時間を過ごさせていただきました。
私はこの先生のゼミではなかったのですが、授業は毎年とらせていただいていて、
よく寝ていた歴史の世界に想いを馳せていたものでした。


この日の主役の先生をはじめ、
ここ数年の間に退任された私が学生だった時の先生方も3名参加され、
さらには学生時代さんざんお世話になった(レポート提出期限日に、あと10分待ってくださ~い!とか・・・)研究員の方にもお目にかかれ、
さながら会場は私が学生時代の学科の研究室!
気分はすっかり学生時代です。というか卒業してからもう〇十年たったなんて、どう考えても信じられない気分でした。
正門から続く脇道の石段も、庭園の緑もそのままなのです。
学生時代は休講等で時間が余ると、学食やサークル棟の部室に群れてはお喋りしまくっていて、ゆっくりお庭に来たりしていかったなぁ。
こんなに綺麗だったんですね。
学生時代には見えないもの見えてくる年齢になってきたのかな・・・
いつも身近にあるものの価値や大切さに無頓着で、
あって当たり前のように思って過ごしてしまっていたんだと、今になって思います。
大学お庭.jpg大学Jesus (2).jpg





日本丸.jpg
その少し前の週に横浜に出かけたら、日本丸が帆を張っていました。
帆を張るには、かなりの人数の方が力をあわせてロープを引いていて、
とても重労働なんだな、ということがわかりました。
実際、風も波も強い海の上を航行中にこの作業をするのは大変だろうなぁ、と思いながら見ていました。
ましてや、海賊船に追われたり嵐の海では・・・!


と言うのはその後、「パイレーツオブカリビアン 生命の泉」を観たのですが、
映画の中で同じ様に帆を張っているシーンがあったりして、
おおおっ同じ事してる!と、画面を見ながら悦に入っていたのでした。







さてお菓子の方は、あまり時間が取れずほとんど作れていないのですが、
ラッピング用に買ったシールを使ってみたくて、
深夜に無理やりパウンドケーキを焼きました。
                             巨大バニラパウンド.jpg



最近、焼く時間もないのに、その反動でクリップシーラーを買ってしまったので(笑)
空気を通さないガス袋を用意して、カットしたパウンドケーキを入れて脱酸素剤を入れて、
シーラーで密封して、シールを貼って。
別にプレゼント用だったわけではないのですが、
溜まったストレス?を解放するかのように、フル装備でラッピングを楽しみました。
ちなみに、これも子供がお弁当のデザートとして、せっせと学校に持って行ってました。
パウンドたち.jpgバニラパウンドpiece.jpg                    どのシールがお好きですか?私はパウンドケーキにはこのピンクのものが一番気に入りました。


あー 楽しかった!


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3月11日のシュルレアリスム展 [その他]

国立新美術館.jpg


3月11日、新宿まで出かける用事があり、
その帰りに、
「シュルレアリスム展」を観に、六本木にある国立新美術館まで行きました。
画像は、そのユニークな外見の様子です。
この時は、のんきにこんな写真を撮って、足取りも軽く中に入って行ったのですが。
国立新美術館あっぷ.jpg


入って二つ目くらいの展示室に移動した時のこと。
あれ?揺れてる?
くらいに感じた地震はそのまま終息する様子もなく、次第に揺れを大きくしていきました。
館内がざわついて、奥の展示室へ進んでいた人たちも不安を感じたのか、
だんだん人の流れが入口へと戻ってきました。
と言ってもパニックとかいう感じではなく、皆、ゆっくり歩きながら入口方面に移動している感じでした。
壁からワイヤーで吊られていたマルセル・デュシャンの「瓶掛け」が、ゆらゆらゆらゆら揺れていました。


入口近くまで来た時には、ちょっと立っているのが不安になるくらいの揺れを感じ、
壁に手をかけた時、
係員の人から、「落ち着いて、その場に座ってください!」との指示がありました。
パニックになって、皆が一斉に入口に殺到するのを防ぐためかな?
と思いながら、指示に従い、しゃがみ込みました。

展示室のこと、頭上にはたくさんのライト。
追って、「ライトの下に居る方は、ライトを避けて場所を移動してください」との指示。
皆、天井を見上げながら、位置を調整して揺れが納まるのを待ちました。


私は、
国宝級の作品が展示される事の多いこの美術館のこと、
観客の事ももちろんだけど、作品を守るためにも頑丈に作られているはずだから、
ここは安全そうだな、などと思いながら、しゃがみ込んでいました。


しばらくして、ようやく揺れが収まり、
また観賞できるようになりましたが、それも最後の展示室に入った頃に、再びかなり大きな余震。
同じように、その場に座るような指示。


いつもなら最後の展示室まで行くと、また戻って、特に好きだった作品をもう一度観に行くのですが、さすがにちょっとそういう気分になれず、そのまま退室しました。
そしてふと気づく。
新宿からここまで東京メトロで来たけど、
さすがにこれだけの揺れの後に地下鉄は動いてないだろうなぁ、と。
渋谷まで歩きかなぁ・・・



などと思いながら、携帯で確認してみると、
なんと地下鉄どころかJRも私鉄も、都内の鉄道はすべて止まっていました。
うわ!帰れない!
幸い広い新美術館のロビーに、館の方がたくさん椅子を出してきてくださり、
帰る手段をなくした人たちに、電車の復旧を待つ間の場所を提供してくださいました。
それでも、この時はまだ、あんなに長い間復旧しないなんて想像していなかったので、
ここのロビーならトイレもあるし、暖かい飲み物も買えるし(高いけど)、
待機場所としては理想的だな、なんて、のんびり構えていたのでした。


・・・が、
15時前ころに始めの地震があって、18時になってもまだ鉄道の復旧のめどは立っていませんでした。
このままここに居ても、朝まで居る事になりそう・・・ 
疲れたし、外よりはマシだけど広いロビーは寒くなってきていました。
なにより、携帯の電池が切れそうになっていて、家族と連絡も取れなくなってしまう。
充電器か充電サービスがあるお店を探しに、とりあえず六本木方面に移動する事にしました。
日が落ちた戸外は、さすがに冷え込んでいました。


六本木方面は人でごったがえしていました。
目的が果たせそうなお店はなく、東京メトロの改札あたりでしばらく再開を待っていましたが、
携帯で見たニュースでJRは終日運転見合わせを決定した、という記事を発見。
これで電車で帰れる手段がなくなってしまいました。
あとは、仕事が終わった旦那さんに車で迎えに来てもらうしかない、と判断して、
携帯電池節約のため、公衆電話を待つ人の列に並んで連絡を取り、
私は渋谷まで歩き、車通勤でもう帰宅できていた旦那さんに渋谷に車で来てもらい、
そこで落ち合う事にして、さて行動開始です。



交差点の交番で渋谷の方向を聞き、出発。
とりあえず首都高に沿って歩けば着くかな、なんて適当な事を考えて歩き始めましたが、
同方向へ歩く人達の数はものすごく多く、歩道はお正月の明治神宮のようでした。
なんとなく心強いものですね。
ゲルマン人ならぬ大和民族大移動、っていう感じで、皆さん心持早足で、
同じ方向を目指して歩いていました。



でも、歩いている時はよかったんです。
しばらく元気に歩いて見なれた渋谷の東横線のホームや歩道橋が遠くに見えた時には、
ほっと安心したのですが、それもつかの間、
渋谷は六本木以上の人の波、
さらにJRや東横線の改札や通路はシャッターが下ろされ封鎖されていて、
駅の北口から、待合わせ場所の南口に行くまでに、地下道を渡ってまた歩道橋を渡りなおして、と
えらい苦労を強いられました。(歩道橋も一部ふさがれていました)
そして着いた待ち合わせ場所。南口バスターミナルの一角だったのですが、
電車が止まってバスのみに頼る、ものすごい人の数。
バス停の行列が遥か離れた歩道まで繋がり、
さらに同じようにお迎えの車を待つ人で、
歩道はいっぱいでした。


その頃、危なかった携帯の電池がとうとう切れました。
家を出発した旦那さんからの、「大渋滞」というメールを最後にして、
連絡も取れなくなりました。


渋谷についてから、旦那さんと落ちあえるまで約4時間。
バスターミナルは人も車もバスもいっぱいで、
ターミナル内に一般車が停車しようものなら、すぐに警察の方が来て発信するように指導していました。
なので、ほんとうに寒くて膝も腕も歯もガタガタ震えが止まらないくらいになったのに、
もしも行き違ったら・・・と不安でその場を離れることができませんでした。
携帯が使えれば、着いたらすぐに連絡してもらえるので、近くの建物の中で待つこともできたのですが、それもできず。
たまたま同じ場所で待ち合わせていた方たちと、お話をしながら、元気づけあいながら、
寒さに震えて、車が入ってくるはずの車線を見つめ続けていた4時間は、
多分忘れられない夜になると思います。


そのうち、警察の方から東横線と田園都市線が復旧しました!の情報が入り、
その後も京王線、東京メトロ動いてます!との情報も。
バスターミナルからも銀座線が動き出したのが見えるのに、
我がJRは冷たくシャッターを下ろしたまま・・・
そのシャッターを恨めしい目で眺めながら、JR~勘弁してよ~もっと頑張ってよ~!
などと心の中で叫んでいたのでした。



渋滞をかいくぐって迎えに来てくれた旦那さんの車に乗り込めたのは、
日づけも変わった24時半頃のことでした。
車に乗り込んでも、かなり長い間震えは止まらず、口もうまくまわらない状態でした。
そして、もちろん帰りもピタリとも車が動かない渋滞地獄。
ようやく家に帰り着いたのは、すっかり明るくなった12日朝の6時頃のことでした。



寒い渋谷の街で待っている間、
チョコレートをくださった女の子、
携帯の電池が切れている事を話したらテレフォンカードを下さって公衆電話のある場所を教えてくださったお母さん、
ほんとうにありがとうございました!
なにより、一人でぽつんといつ来るかわからない車を待っているより、
たわいないお話をしながら、ご一緒に過ごさせていただけて、本当に心強かったです。
皆さん、ご無事に帰宅されていますように。



それから、寒い外よりはるかに暖かい駅の改札付近や、改札の中にあるトイレを解放して下さった東京メトロの六本木駅のみなさん、
六本木から渋谷へと歩く道の途中、暖かいスープのようなもの(?)を配り、
お店のトイレも使ってくださーいと寒い中に出てきて叫んでいた飲食店のみなさん、
ありがとうございました。
日本もまだまだ捨てたものじゃない、って思いました。



そしてもうひとつ思ったのが、
携帯が使えなくなった時、情報からも遮断されほんとうに何もできず、
不安になってしまった自分が、
普段いかに携帯に頼り切って、あるのが当たり前のように思って過ごしているのか、
と言う事を痛切に感じました。
今回、携帯の電池がなくなる事が一番不安でした。
携帯への依存度の高さ。
これは今回実感した、自分への反省点でした。





また、途中で携帯からの情報が何も取れなくなってしまった私にとって、
帰宅してから家のTVで見た激震地の惨状は、
想像を絶するものでした。
怪我もなく、ただ寒い想いをしただけで帰宅できた私は、
自分ばっかり辛かったように思っていましたが、
とんでもない甘えだったことがわかりました。


宮古、大船渡、田老は、学生時代に友人と旅行したことがあります。
海からの風景が美しい街でした。
特に、チリ大地震の際の津波で甚大な被害を受けた経験を持つ田老町は、
当時の私たちが驚愕したほどの、
というかほとんど信じられない程の分厚さの堤防に守られている町でした。
私たちが持っていた堤防というものの常識を、
はるかに超えた厚みと頑丈さを持った堤防の上を歩きながら、
チリ地震の際の被害がこの町の方々の胸に遺した傷跡の深さ、大きさと
その悲劇を繰り返すまい、との願いを込めて築いたであろうこの堤防の頼もしさは、
学生であった私に深い印象を残しました、
しかし、あの常識はずれとも思えた巨大な堤防でさえ、今回の津波を防ぎきれなかったのだ、と思うと、
自然の脅威の恐ろしさを改めて想い、
田老の町の方々の無念の思いを想像するに至っては、胸がつぶれるような思いです。




TVに写しだされる被災地の惨状には、ほんとうに心がつぶれそうな痛みを感じました。
被災地の皆さまに、心からのお見舞いを申し上げます。

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ラッピングを楽しんでみる [その他]

お届便あっぷ.jpg
先日、pnさんから、
素敵なお手製のレザーのストラップを送っていただきました。
その時に、材料費とかを請求してね~と言ったら、
「フロランタン希望」(え?現物支給でいいの?w笑)との事だったので、
さっそく物納品を作ることにしました。


フロランタンだけだとちょっと寂しいので、
その他に、ガレット・ブルトンヌ ラム酒ver. と
バターの重めのお菓子ばかりのお口直しに、
カリッと軽いクリキュイットを送らせていただくことにしました。


クリキュイットは、マカロンの親戚みたいなメレンゲのお菓子なので、
マカロンとは似ても似つきませんが、ピエがでます。
クリキュイットのピエ.jpg
ごつごつ~ですが、これがデフォルトです。
今回は今までで一番ピエが出ました。
作り慣れてきて、生地の状態がよい感じに作れるようになってきたのかな。


こんな“ばくだんいわ”な外見ですが、
塩ビケースに入れて、ピンク系のシールとマスキングテープを使うと、
何気にお洒落な感じにできあがりました。
                                  クリキュイットケース.jpg
合コン前に、メイクとドレスアップで頑張ってお洒落して、
地を隠してる女子のようですが。(;´∀`)
pnさん、これでだまされてくれるかしら(笑)



ガレット・ブルトンヌは、前回の記事のとおり未だ試行錯誤の途中で、
ラム酒が入らないレシピの方が、ずっと綺麗に焼きあがる事がわかっていたのですが、
以前pnさんが、ラム酒入りがお好きらしいコメントを下さっていたので、
敢えて、レシピをまだモノにしてないにもかかわらず(ォィ)、ラム酒ver. を送りつける(笑)。
ごめんなさい~                          ガレット・ブルトンヌ再度冷まし中.jpg
もちろん、焼きあがったガレット・ブルトンヌを眺めては、
少しでも綺麗な形の物を厳選しましたが、
この程度で力尽きました。(:D)+< 
精進して、いつの日にかリベンジを、と密かに心に誓うもぐでした。


先日、うちの子供に、
ガレット・ブルトンヌ(Galletes Bretonnes)は、ブルターニュ(地方)風のガレット、
っていう意味なんだよ、と話したところ、
「ブルターニュの丸いヤツ、食べていい?」と言うようになりました・・・
もっとお洒落に言えないのかーーヽ(`Д´)ノ

   
                                     


フロランタンは、サブレ部分厚めがお好きとの事でしたので、
今回はそのタイプを焼きました。
切り分ける前の30cm×26cmのものにリボンをかけてお送りする事も考えたのですが(?)
輸送途中で割れそうなので、断念。



それらを箱に詰めて、出来上がりはこんな感じになりました。
お届け便.jpg



お菓子を焼くことも好きですが、それをラッピングする事も大好き!
楽しいですね~
喜んでいただけますように(&お腹こわしませんように)、と願いながら送ります。
お届便BOX.jpg












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古き時代の劇団四季の思い出 [その他]

劇団四季パンフ.jpg
クローゼットの隅をごそごそ片づけていたら、
ン十年前の、劇団四季の舞台を見ていた頃のパンフレットが入った段ボールを見つけました。
懐かしくて片づけそっちのけで読み始めてしまいました。
長くなってしまいましたが(この話題は、つい熱くなっちゃって・・・笑)
しばらく思い出話におつきあいください。
まだ四季が今のような大きな組織ではなく、専用劇場もなくお稽古場も代々木上原だけだった頃の昔々のお話です。



はじめて四季の舞台を見たのは、高校生の時。
「ジーザス・クライスト・スーパースター」です。
たまたま学校の四季ファンの先輩が、「ジーザス~」がいいから是非見て見て!と、
歌と振りつけつきで熱弁をふるっていたのと、
中学校時代の仲良しの友達(でも彼女も四季は観たことなかった)が、
「こういうのやってるんだけど、観に行ってみない?」
と誘ってくれたのが、
同じ一週間の間に重なったので、
そんなにいいなら行ってみようかな~と、その友達と一緒に行ったのがきっかけでした。

先輩のお話だけったら行かなかったと思うし、
友達のお誘いだけでも、行かなかったかもしれない。
偶然ふたつ重なった事が、運命を(?)変えました。笑


「ジーザス~」を観終わった多感なお年頃の高校生二人は、
すでに熱烈な四季ファンになっていました。
ずっと後の事ですが、
まさにこの四季初観劇の日の母の家計簿の日記欄を見せてもらった事があります。
そこには、
『もぐ、〇〇ちゃんと劇団四季を見に行く。興奮気味に帰宅』
なんて書いてあったのを覚えています。(笑)

「ジーザス~」の舞台には、緞帳がありません。
客席に入った瞬間、舞台が見えています。
はじめて劇場の扉を開けた時、
荒々しいむき出しのエルサレムの荒野が、そこに広がっていました。
この舞台美術家・金森馨さんの素晴らしい装置は、
この後四季の舞台を観に行くたびに感嘆させられましたが、
この「ジーザス~」の舞台の印象は強烈で、一番好きなものかもしれません。
(あ、でも、金森さんじゃないけれど、オペラ座の怪人 の舞台装置もよかったな~)

ちなみにこの時の配役は(と、年がバレますが)、
ジーザス:鹿賀丈史さん、ユダ:滝田栄さん マリア:久野綾希子さん ヘロデ:市村正親さん という、
今思うと涙が出そうになるくらい、豪華な顔ぶれでした。
この方たちの、歌・ダンス・演技の素晴らしさは、TVでは伝わりきらないものなのではないでしょうか。
数年後順々に皆さん退団されて、活躍の場を舞台の他にTVにも広げられましたが、
TVのドラマの中で拝見する限り、あのエルサレムの荒野やニューヨークの下町で感じた躍動感は、感じられなかったのでした。


さてしっかり四季ファンとなった私の事は、学校のクラスの中でも周知の事となりまして、
一人のクラスメイトが、
近所に四季の演出部の方が居て、その方にお願いすると一般発売の前にチケット取ってもらえるよ、と言って、その方を紹介してくれました。
そのS川さんには本当にお世話になって、
会報アルプを送っていただき、公演のたびにチケットを取っていただき、
招待券をいただいた事もありました。
ミュージカルもストレイトプレイも、ほとんどの公演を観ていたと思います。
たまに「○○はちょっとお客さまの入りがよくないんだけど、ご覧になった感想いかがでした?」
なんて聞かれる事もありました。
そして、前述の中学時代の友達とチケットを握りしめ、
高校生二人、普段よりもお洒落をして日比谷の日生劇場に通う事は、
ちょっと非日常的な素敵な時間で、少し背伸びしているようなくすぐったいような気持ちになったものでした。


それからしばらくして、S川さんは四季を退団され違う劇団に移られました。
すると今度は、語学のクラスのお友達が、
四季の研究生の方とお友達で、その人にお願いすると、やっぱり一般発売前にチケットを取ってもらえるよ、と声をかけてくれてくれました。
(やっぱり私と四季は、赤い糸で繋がっているんだなぁ~)


この研究生のKさんにはお会いして、研究生生活の事などいろいろお話を聞いたのですが、
その中で、とても印象的だった事。
当時研究生は毎年半数が落とされるきまりだったそうです。
Kさんたちの進級テストの前に、浅利慶太さんが、
「今年の研究生のレベルは高くて、全員が去年のテストで残った人たちと同レベル以上の実力がある。でも、だからと言ってここで全員を残しては、気持ちがだれるし劇団のレベルも上がらない。なので去年だったら全員残れたが、それでも今年は半数落とす。」
とおっしゃったそうです。
それを聞いた彼らは、発表の日の前日の夜から発表が出るお稽古場に集まって、不安を抱えながら徹夜をして朝を迎えたとのこと。
とても自宅に帰って、一人で発表の時間まで過ごす事ができなかったそうです。


ちなみに、Kさんと私は同じ年齢でした。
親元で学費を出してもらいながら、さしたる不安もなく平々凡々で安穏な日々を送っていた私にとって、
そんな過酷な状況の中で、ある意味自分を追い込みながら自分を磨いている同世代の人が居る、という事は衝撃であり、
自分はまだまだ自立してない甘ったれなんだな、という事を自覚させられました。


さらに、彼が劇団四季をはじめて観たのは、私よりもずっと後だった事にも驚かされました。
はじめて「ジーザス~」を見た時、私は、
「四季にはいって、マリアは無理でもあのアンサンブルにはいりたーい!」
なんて冗談半分以上でですが、言っていたのですが、もちろんそんなガッツも才能もなく、
普通に受験して普通に学生生活を送っていました。
でもKさんは、はじめて四季を見て感動したのは私よりずっと後だったのに、
即行動を起こして、本当に四季の研究生になって、夢に近づこうとしている・・・


Kさんには、
「△△(後にヒロインも務められていました)は、ミーティングでは、みんな!喉を守るために煙草は止めて禁煙しましょうよ! って言ってるけど、影ではスパスパ吸ってる」なんていう
劇団の裏話をいろいろ聞いたりして、おもしろかったです。笑


それからしばらくして、
四季は今のような大きな会社組織となり、
Kさんからも、
今までどおり個人的にチケットを取ることができなくなりました。
これからは会員になっていただいて、会員先行予約という形でチケットセンターから買っていただく事になりました。
と連絡がありました。

考えてみると、今の様な会社組織になる前の四季は、
団員の方たちが個人的にお客さまを持っていて、その間でチケットを都合する、という、
昔の小劇団ような風潮が残っていたのですね。
公演の前になると電話をいただいて、
「今回の公演はどうする?観に来ます?
僕が持ってる席は、○日ならA列~とC列~△日なら~と~です。
うーんどっちかっていうと、C列の方がセンターよりで見やすいかな」
なんて話しながら、その演目の事を聞かせてもらえたり、
とても暖かな交流があって、私はそういう面もとても好きでした。


チケットセンターの、毎回違う知らないオペレーターの方にお願いするのは
なにか物足りなく寂しい気がしたものですが、
こういう合理化があったからこそ、企業としても成功し、
今や全国に専用劇場をもち、
トップレベルの舞台を日本中どこでも上演できる現在の四季があるのでしょうね。
ただ、やっぱり昔を知ってる私には、
小規模だった頃の、こんな小さな交流が懐かしかったりしてしまうのです。
Kさんとも、だんだん連絡を取ることがなくなっていきました。
研究生ではなく、四季の正団員として舞台を踏まれていたらいいのですが。




大学を卒業して就職しても、やっぱり四季は大好きで観続けていたのですが、
(この頃は、大学時代の友達なども引っぱりこんで、一緒に観に行く仲間はずいぶん増えていました)
結婚して、旦那さんの転勤で福岡に行った頃から足が遠のくようになりました。
当時は福岡に、もちろん専用劇場なんてなかったからです(T-T)
実家がある東京に里帰りする時には行ったりしていましたが、
そのうち子供も生まれ、こちらに戻ってきてからも、あまり行く機会がなくなってしまいました。


四季は私が通っていた頃の四季から大きく飛躍して、組織としてはまるで別物になってしまった感があります。
ただ、しばらく劇場に足を運んではいませんが、
舞台を見れば、きっと変わってはいないのだろうな、と思っています。
きっと当時よりもっともっと大勢のKさんたちが居て、
厳しい競争とお稽古に耐えながら、
その方たちが四季の舞台とその伝統をしっかり支えて、
あの頃と同じ舞台を見せてくれているのだろうな、と思っています。


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Lipton Puff Sweets Collection [その他]

リプトンのおまけ横.jpg
毎年、リプトンの500mlペットボトル入り紅茶に、
いろいろなお菓子のストラップがついてくるキャンペーンがありますよね。
マカロンだったり、チョコレートのシリーズだったり、ちょっとはずしたフルーツだったり(笑)、
可愛らしくて、なかなかリアルで、毎年楽しみにしているのですが、
今年は好みにぴったり!のお菓子たちが8種類出揃いました。http://www.lipton-sweets.jp/


それでさっそく、買いだめ第一弾。
リプトンのおまけ.jpg
左前側から時計回りに、ワッフルサンド、ローズベリーマカロン、ハートマカロン、
ミルクチョコレートエクレア、そして真ん中がパンプキンモンブラン。
このほかに、ダブルクリームシュー、チョコレートファッション、オープンハートドーナッツ
があります。

そして今回のものは、パフスイーツというだけあって、
はさんであるクリーム部分がふわふわな感触です。
ぴんくのマカロン.jpg
マカロンにはちゃんとピエがあるし、細部まで凝っているのが、なんとも嬉しいのです。


ところで、ピンクのローズベリーマカロンが2つありますよね。
実はこれ、発売日に私がまず買ったのが、このマカロンだったのですが、
なんと同じ日に、子供が学校帰りに見つけて、
これ、かあさんが好きそうだから、と買ってきてくれたのです。
さすが我が子。母の趣味がよくわかってる!
・・・わかりすぎて、重なっちゃったけどね(笑)
でも、嬉しかったです。ありがとうね。


なんて、これだけ書くと、なんて優しい良い子なんだ、って思ってしまうかもしれませんよね。
ところが。
これを買ってきてくれた日、またまた母の逆鱗に触れる出来事が。
修学旅行に持って行ったお小遣いのオーストラリアドルの残りを円に換金して、
DSのゲーム、ポケモンを買ってきた子供。
以来、5分たりとも机に向かわず、ゲームばっかり!ヽ(`Д´)ノ
それを注意したら、またしてもムカマークつきお弁当を母に作らせるような事を言ってのけましたからね。まったく!
(まぁ、似たような事を、私も高校生の頃に言ってたような気もしますが)
もっと怒ったお弁当.jpg
と言うわけで、母の怒りのお弁当シリーズ第二弾。
一見ごはんしか入れてないぞ・ムカマークつきお弁当の進化形。海苔弁バージョン。
ごはんだけしか詰まっていないように見えるお弁当ですが、
ごはんの下に埋め込んだ今回の隠しおかずは、前回のしょうが焼ではなく、
おしょうゆ、お砂糖、ゴマ油、塩、胡椒、お酢、コチジャンで味つけたお肉に、
さらに韓国海苔まで敷きこんだ、怒りのお弁当とは思えない(?)凝り方です。
まぁ、もうすでに一回やってるので、
お弁当箱の蓋を開けた時の驚きは、前回ほどではないと思うのですが、
一応、頑張って作ってみました。

上面に敷く海苔も韓国海苔にしようと思ったのですが、
密度が低くて色も薄く、はさみでムカマークを切り抜いても、マークがはっきり出てこなかったので、
日本の海苔で作り直しました。
・・・私、日も昇ってない早朝から何を一生懸命やってるんだろう・・・


ちなみに、次の日はなんとか普通のお弁当を作ってもらえましたが、
おくらの肉巻き.jpg
野菜の肉巻きは、芯にオクラを入れると、切り口が可愛くていいですね!

明日はどうなるか、非常に厳しい状況の子供なのでした。
反省してなさそうだな~
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横浜お散歩 [その他]

fromランドマークベイブリッジ.jpg
先日、横浜をお散歩してきました。

横浜は大好きな街で、何度も行っていますが、
今回ははじめて、シーバス(船)に乗ってみました。
と言っても、みなとみらいのぷかり埠頭から、
山下公園までだったので、
想像以上に、あっというま!に着いてしまいました。

氷川丸とシーバス.jpg
手前右側が乗ったシーバス、左側が氷川丸です。
空がとても綺麗な日でした。

でも、お天気もよくて想像以上に気持ちよかったので、
次回行くことがあったら、
もっと長い時間乗っていられるクルーズに挑戦してみたいです。
あ、サザンの曲に出てくる、マリーンルージュにも乗ってみたいな。

山下公園は、ちょうど薔薇がたくさん咲いていて、
小さな薔薇園のような雰囲気になっていました。とても綺麗。氷川丸と薔薇.jpg

その後は、馬車道方面までお散歩して、
馬車道十番館でティ・タイム。
対抗意識で・・・ではなく、研究のためにクリームチーズケーキ
(=レア・チーズケーキ)にしました。^-^
重すぎず、軽すぎず、クリーミィでおいしかったです。

もう一度みなとみらいまで戻って来たのは、もう夕方。
ランドマークタワーの影が長く伸びていました。fromランドマーク赤レンガ倉庫方面.jpg

ところで、この日はランドマークタワーの展望台では、
水槽がたくさん設置されていて、小さな水族館のようになっていたのですが、
そこで、よくお邪魔しているuminokodomoさんの水中写真いっぱいのブログで見た、
ギンガハゼを発見。
知ってる!このお魚知ってる!と、
昔から知ってるお友達に会ったような気がしてしまいました。
(初めて見たのに 笑)

そして、
uminokodomoさんの真似をして、
お魚の写真を撮ってみました。
ギンガハゼ.jpgギンガハゼあぷ.jpg
初お魚写真。(*・・*)
からだに銀河の星を持ってるギンガハゼ。
きょとんとしてるみたいですね。

これで気を良くして、今度はニモ、クマノミを撮ろうとしましたが・・・
いやぁ、クマノミ、泳ぐのが早い早い。
全然写真撮れません(苦笑)。
トライしてはみましたが、見事にシャッターチャンスをはずしたものばかり。
uminokodomoさんの、いつも見事なカメラワークに脱帽です。



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合羽橋お散歩 [その他]

上野に行く用があったので、
少し足を延ばして、合羽橋道具屋街をお散歩してきました。

馬嶋屋.jpg吉田菓子道具店.jpg

ネットショップでおなじみのお店が、並んでます。
あ~これ、HPで見た見た!なんて思いながら、商品を手にとって見るのが楽しい。

あれ?浅井商店さんの敷地が更地になってる?(゜O゜)
見たかったのに!
と思ってよく見たら、改築中なのかな?仮店舗への地図を描いた看板がありました。
見ることができて、よかった~。

お散歩のつもりが、やっぱり(というか、確信犯)買ってしまった(笑)
今日の戦利品です。戦利品.jpg

14cmと17cmの、つなぎめのないシフォン型。
今持っているのは、20cmのものだけだったので、我が家の大食漢たちが食べる分には
あっという間でちょうどいいのですが、
お土産用とかにちょっと焼く時のために、もう少し小ぶりの物が欲しかったのです。

ブリキのお皿は、お菓子を焼く時に、お砂糖などを計量する時に使おうと思って
買いました。

真中のピックは、お弁当に使いたくて、上野のAfternoonTeaで購入。
普通に見かけるこういうタイプの綺麗なピックは、トップにハートやお星さまがついていて、
我が家の武道系男子チームには絶対うけないと思われ、
今まで買うのを躊躇していたのですが、
これなら、なんとか許容範囲なのではないでしょうか?(笑)
おかーさんは、お弁当に、もうワンランク上のキラキラが欲しいのだっ

そのほかには、プロパックさんで、ラッピング用のOPPシートやリポンを買って、
荷物をバサバサいわせながら帰ってきました。

そして、帰宅してから、さっそく試作。
20cm型用のシフォンの分量で、14cmと17cm両方いっぺんに焼いてみる。
シフォン焼成中.jpg

焼成時間は、20cmの時の焼きがあり時間より6分程前に、若干香ばしい匂いがしてきたので、
ここでオーブンから出してみた。
竹串チェックOK。
とりあえず仲良く冷ましています。
さまし中.jpg

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淡路島のオニオンスープ [その他]

玉ねぎが大好きです。
サラダのアクセントになる、しゃきっとしたオニオンスライスも好きだし、
とろとろに甘みを引きだした、あめ色玉ねぎを使ったお料理も大好物。
お味噌汁の具にしてもおいしいし、
オニオンスープも、玉ねぎのおいしさが凝縮されていて、
ほんとにおいしいと思う。

そんなわけで、
玉ねぎの産地、淡路島に行った時に、
こんなお手軽な、顆粒状になったオニオンスープを見つけて、買ってみました。オニオンスープ.jpg

(話はとびますが、この淡路島で飼育されている但馬牛は、松坂牛や神戸牛、近江牛の素牛なのだそうです。
そして、それならば、ということで、淡路ビーフとしての生産もはじまったそうなのですが、これが、ほんとにおいしい!
 甘みのある、素材自体がとてもおいしいお肉で、この淡路ビーフと大好きな玉ねぎと、さらに大好きな枇杷の産地でもある淡路島は、私にとって、夢のような場所となりました。)

普通にスープにしても、おいしかったのですが、ふと袋を見ると、
「調味料としても使用できます」 とあるではありませんか。

さっそく野菜炒めに使ってみました。
うん!おいしい!

また我が家では、ポテトサラダを作る時に、茹でたてのじゃがいもにキューブになったブイヨンを砕いて入れて、隠し味にしているのですが、
ブイヨンの代わりに、このオニオンスープを入れてみたら、これもまたおいしかった!

そんなわけで最近は、スープとしてではなく、もっぱら調味料として大活躍してくれています。
スープとして使ったら、あっという間になくなってしまうから、もったいなくて。
だって、なくなったら、また淡路島まで買いに行かなくちゃいけないし・・・(笑)
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4月スタートのスケジュール帳 [その他]

4月スタートのスケジュール帳を買いました。
AfternoonTea の雑貨が好きなので、
ここ数年はずっと、ATのものを愛用しています。
スケジュール帳.jpg

横にすると、こんな感じになります。
     
スケジュール帳横.jpg

あれ?
買う時には気にしてなかったけど、こうして見ると、ブログのトップのデザインに似てる?(笑)
好みって、無意識のうちにでちゃうものなのですね。
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