セントクレメンツケーキ [お菓子]
店頭で見つけて、これでお菓子を焼こう!と
喜び勇んで買い込んだ国産オレンジがまだ少し残っていたので、
セントクレメンツケーキを焼きました。
ちょうど安田真理子先生が
あぶそる~とロンドンにセントクレメンツケーキのレシピをアップされていたので
作ってみたくてしょうがなかったのです。
以前からよく作っているレモンドリズルケーキにオレンジをプラスして作る感じです。
オレンジとレモンの皮を削って、
それを他の材料と一緒にボウルに入れてハンドミキサーで撹拌。
ふぁ~ すでにキッチンがいい香り。
これで生地はできちゃうので、さっそく型へ流し込んでオーブンへ。
焼き上がったらケーキチェッカーでぷすぷすたくさん穴を開けて、
生地がオーブンに入ってる間に作った
レモンとオレンジから絞った果汁たっぷりのシロップを塗り込んでいきます。
この後、ケーキを冷ましてからやはり果汁を混ぜたアイシングでデコるのですが、
今日は買い込んだオレンジ ラス1があったのでオレンジのシロップ煮を作ってみました。
意外と美味しくて、
小さい頃祖母がよく作っていたマーマレードの味を思い出しました。
もう何年も思い出すことなかったのに味覚の記憶って不思議ですね。
ほんとによく煮た風味だったんです。
おばあちゃ~ん♡
冷めてから接着用にアイシングをたらして
オレンジのシロップ煮を飾りました。
まぁ、このシロップ煮を飾ったおかげで
前記事のオレンジのケーキと似たような見た目になったしまったのですがw (๑́•∀•๑̀)ฅテヘ
ジェノワーズっぽいふわふわの生地のオレンジのケーキと比べると、
セントクレメンツケーキは、バターも小麦粉もお砂糖ももっとがっつり入った
イギリス的なしっかりとしたスポンジ生地です。
でもけして硬いわけじゃなくて、しっとり、
そしてふわふわではなくふんわりな、大好きなイギリス・スポンジです。
生地にはたっぷりオレンジとレモンの皮が焼き込んであって、
オレンジとレモンのシロップもたっぷり。
いい香り~ 美味しい♬
では何故このケーキがセントクレメンツケーキというかというと、
あぶそる~とロンドンの安田先生の記事によると、
マザーグースの「Oranges and Lemons(オレンジとレモン)」によるものだそうです。
♬Oranges and lemons,
Say the bells of St.Clement’s
オレンジとレモン
セントクレメントの鐘がなるよ
まだまだロンドンのたくさんの教会の鐘がそれぞれ鳴ってこの歌は続きますが、
これが遊び歌になっていて、
子供の頃この歌を歌って遊んでいたイギリスの人たちは
オレンジとレモン ⇒ セントクレメント って刷り込まれてしまうそう。
でもちょっと待てよ・・・私もこの歌詞知ってるなぁ~
と思っていたら、
そうだ!「ポーの一族」に出てくるんだ!w と思い出しましたw
「ピカデリー7時」っていう短編に出てくるんですよね~(年がバレるな・・・)
さっそく本棚に行って確認。
(お嫁入り道具でちゃんと持ってきてるw
この頃のモーさまの絵、すごく繊細で大好きだったな~ 今でも好きだけど)
ずいぶん長い間思い出してなかった事でも、
人間の脳って素敵な記憶をちゃんと大切にしまっておいてくれてるんですね。
子供の頃の記憶をいろいろ呼び起こさせられたケーキでした。
いかが?('-'*)
オレンジのケーキ [お菓子]
スーパーに国産のオレンジやレモンが並ぶ季節になりました♬
レモンは国産があってもオレンジは輸入ものが多いから、
店頭に国産オレンジがあると、とりあえずキープ。
cottaで見つけた Mari さんのレシピで作ってみました。
土台はジェノワーズのような軽い生地。
そこにオレンジの果肉を生のまま混ぜてから焼きます。
カット面から果肉がのぞいて可愛い♡
生のまま入れて果肉の水分が出て生地がべちゃっとしないかな、と心配でしたが、
そんな事はなく、ふんわりしっとりに焼き上がりました。
端の方のオレンジが少し焦げてしまったので、
そこはもう、粉糖を濃いめのかけてカモフラージュw
意外とちゃんと隠せたと思うw
ピスタチオを散らして完成です。
次はトップのオレンジが焦げないように気をつけなくては。
あと、オレンジの皮をすりおろして生地に混ぜてみようかな。
手軽にできて美味しかったので、
キープしたオレンジがまだ残っているうちに実験も兼ねてまた作ろう♬