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クリスマスのケーキ 2024 [お菓子]
ブログはすっかりご無沙汰してしまっていましたが、
2024年もクリスマスにいちごのショートケーキを焼きました。
小嶋ルミ先生レシピのジェノワーズはふわふわ軽い口溶けで大好き!
キルシュ入シロップが効いた生地と甘すぎない生クリームとのコンビネーションが素敵です。
酸味がある方が、
ショートケーキには絶対合うと思ってます。
もちろん、12月24日がお誕生日の父の写真にも供えます。今年の出来はどうだったかな?
制作者特権の残り物オムレット。
高さが出てたくさん削り取る部分が出ると、リッチなおやつが楽しめます♬
6月(そんなに前だったっけ!?( ;゚Д゚))の記事に書いたのですが、
肩の腱板断裂が見つかって、毎週リハビリに通っています。
6月に比べると随分肩を動かせるようになってきて、PTの先生にはほんとうに感謝です。
でもまだけっこう強い痛み止めのお薬を飲んでいるのですよね~
このお薬をじょうずに減らしていけるように頑張らなくちゃ。
切れた分を補うために、筋力アップもしないとね。
しばらくブログをお休み(サボってる、とも言う)してるうちに、
SSブログからは衝撃発表があって、びっくり。
とりあえず、Seesaaブログへ移行しようと思っています。
めちゃくちゃサボりながらとはいえ、もう15年もこのブログを維持していたとは
自分でも驚きです。
心機一転、今年はもう少しマメに記事をアップできるといいな。
でもSeesaaブログって、トップページのデザイン、いじりにくいですねー┓(;´_`)┏
最近の我が家のビスケット事情 [お菓子]
お店で売ってるビスケットももちろん大好きだけど、
どうしても自分で焼いたビスケットが食べたくてしょうがなくなる日だってある。
なのでなるべくクッキジャーは空っぽにならないのが理想のビスケット生活。
そんな我家の最近のヘビーローテーションビスケットその1 は、
ピーナッツバター&ジャムクッキー。

さらに上面をへこませてピーナッツバターとジャムをのせて焼くという、
背徳の味w
ピーナッツバターだけだと濃厚すぎるかな?という感じですが、
そこをジャムの甘酸っぱさが緩和していて絶妙のコンビネーション。
なかなか手が止まらない、危険極まりないおやつです。
ヘビロテその2 は、オーツビスケット。
これは小麦粉に負けじとオートミールがざくざく入った香ばしいビスケット。
少し入れるゴールデンシロップがこれまたいいアクセント。
食物繊維たっぷりだから、たくさん食べても大丈夫なんじゃない?
と自分に優しくなってやっぱり手が止まらない美味しいビスケットです。
(いや、お砂糖も入ってるよ?w)
ヘビロテその3 は、ディアマンの勝手にアレンジ系。
これはインスタントコーヒーの粉を生地に混ぜて作ったコーヒーバージョン。
コーヒーの他に、レモン汁や削った皮を入れたレモンバージョンや、
紅茶葉を入れた紅茶バージョンなど。
もちろんプレーンも大好きです。
生地は冷凍できるから半分は取っておこうといつも思うんだけど、
ついつい欲張っていっぺんに焼いてしまうもぐなのでした。
そしてこれは5月にイギリス菓子のレッスンに行った時の写真。
教えていただいたメニューのひとつで、
ジプシークリームというイギリスの懐かしのビスケットです。
マクビティで販売されていたそうなんですが、今は販売終了になっているそうです。
オーツビスケットにココアクリームをサンドしてあります。
オーツビスケットだけでも大好きなのに、さらにココアクリームだなんて堪らなーい♡
とても美味しかったですよ。
さっそくこれもヘビロテ・・・といきたいところだったのですが、
このところ微妙に左肩というか左腕が痛いなーと思っていました。
はじめは筋肉痛だと思ってそのうち治るだろうと放置していたのに治らない。
とうとう整形外科に行ったら、左肩の腱板断裂との診断でした。
帰宅してググったら、原因は運動での咄嗟の動作等の他、’加齢’による、との項目も・・・
あらら~ 原因はこれかしら? か、悲しいwww (´ω`)トホホ…
それほど重症というわけではなくて、
とりあえず肩にステロイドの注射(意外と長くて地味に痛かったw)を打って、
あとは家でリハビリをしてインナーマッスルを鍛えましょう、という事になりました。
今は腕の可動域は少し広がってきた気がします。
左肩に重い物を持ったり体重をかけたりしたらいけなくて、
咄嗟に早い動きをするのもいけなくて、
ペストリーやビスケット生地を伸ばす動作なんかも、けっこう痛くて辛い。
ちょっと凹んでしばらくお菓子つくりを休憩していたので、
せっかく習ってきたのにジプシークリームはまだ家で作ってはいないのです。
でもこの記事で書いてきたビスケットたちは伸ばすのではなくて丸めるタイプだし、
そろそろお菓子つくりのリハビリを始めようかな、と思ってます。
販売終了といえば、
子供の頃ロッテで販売されていたジャフィというビスケットが大好きでした。
ビスケットの上に薄いオレンジのゼリーの層があって、
その上がチョコレートでコーティングされていました。
イギリスに、マクビティから販売されている ジャファケーキ という同じような構成のロングセラーのビスケットがあるので、ロッテさんはそこからアレンジして作っていたのかな?
美味しかったのになぁ どうして販売終了しちゃったんだろうなぁ
ブラッドオレンジのタルト [お菓子]
ブラッドオレンジのタルトを焼きました。
毎年、国産のレモンやオレンジがお店に並び始めると、
柑橘系大好きな私はどんなお菓子を焼こうかなとそわそわしてしまいます。
今年はまずタルトを焼きたいなと、
愛媛産ブラッドオレンジを抱えてお買い物から帰ってきました。
はぁ~なんていい香りなんだ!
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次の日寝かせた生地をタルト型に敷いて、焼縮み防止のために再び冷蔵庫でお昼寝させました。
その間にブラッドオレンジをシロップで煮ます。アマレットも投入。
シロップを冷ましながら、お昼寝から起こしたタルト生地を空焼き。
今度はアーモンドクリームを作って空焼きしたタルト生地に敷き、
そこにブラッドオレンジをのせて、オーブンへGO!
焼成中、ほんとうにいい香りがオーブンから漂ってきます♡
きれいな果肉の色のブラッドオレンジのシロップ煮も、焼くとちょっと渋い色に。
ならば渋い見た目に可愛さをプラスしてあげよう。
アマレットでゆるめたジャムでナパージュ。
そこへピスタチオを散らせて、粉糖をふって完成です。
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いただきまーす♬と言いたいところですが、
レシピによると
「一晩おくとオレンジの水分が均等に行き渡って美味しくなる」と。
うぅ・・・すぐ食べたいけど、それなら待つしかあるまい。( ´^`° )ウッ
♫ レ ♯ド ♮ド シ ラ レ ↑レ ♪
そして夜が明けていざカット。
あらほんと、ブラッドオレンジの香りのシロップ・果汁が行き渡って美味しいです。
タルト生地もさっくさく。
国産オレンジのシーズンが終わるまで、頻繁に作ってしまいそうなタルトでした。
モッコウバラお散歩2024 [お花]
やってきました大好きなモッコウバラの季節。
今年も徒歩圏内のモッコウバラスポットを、スマホ片手に徘徊して写真を撮る、
怪しげな私がの姿が見られる季節となりました。
今年は桜と同じくモッコウバラも咲き始めが遅かったです。
でも一度咲き始めれば街なかのあちこちに
黄色もしくは白いもこもこした花たちが、豪華な競演を繰り広げていました。
まだまだツボミが多かった頃。

それがあっという間にツボミより花の方が多くなって、豪華な雰囲気に。
黄色いモッコウバラが例年より開花が遅かったせいか、
いつもなら黄色が終わった後くらいから元気に咲き始める白いモッコウバラですが、
今年は黄色と共演していました。
今はもう満開を過ぎて、花色が少しあせてきた気がしますが、
まだまだ緑の葉っぱの部分より花の色の方が勝っている感じで咲き誇っています。
ああ、今年もきれいだったな。
早く世界中の人たちが、安心して花を愛でてその姿に癒やされる平和な日々がやってきてほしいなと思います。
そして今日もまたリクエストにお応えして、バノフィーパイを焼く私。
一体何台焼いたのだろう・・・w
トゥールダルジャンの鴨みたいに通し番号振ろうかなw
バノフィーパイ [お菓子]
バノフィーパイを作りました。
1972年にイギリスのレストランで考案されて、
あっという間にイギリス中で大人気になったお菓子です。
大好きなイギリス菓子のお教室で、
このバノフィーパイを生み出したイギリスのレストラン(Hungry Monk)のレシピを習ってきました。
お菓子教室にはほとんど通った事のない私ですが、
この先生には教えていただきたい!と熱烈に思って4年ほど前から月1回レッスンに参加させていただくようになりました。
(けど4年前ってコロナ禍が始まったのとほぼ同時期だったのでかなりレッスンが休講になってしまい、実質その期間の2/3くらいしか通えてないかも (´。・ωヽ) グスン...)
このバノフィーパイ、息子に大好評で、作ったその日にすぐにまた作って!のリクエストが入り、10日間で2度作りました。
(習った日を入れたら3回 ┓(;´_`)┏)
復習・練習になるし美味しいからいいんだけどねw
数年前にも別のレシピで作ってブログにあげた事がありましたが、
その時はバナナ・生クリーム盛り盛りw
盛り過ぎ感満載のバノフィーパイでしたが、数年経って私も少しオトナになり、
レシピどおりにバナナ半分割りで味の要もプラス、進化型となりました。
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ショートクラストペストリーを作って、冷蔵庫で寝かせて、タルト型に敷いて、さらに冷蔵庫へ。
生地が落ち着いたところでタルトストーンをのせて焼成。
生地を寝かせる時間をしっかり取りたかったのでなんだかんだと時間がかかり、
↑ ここまでを前日の夜にやっておいて、仕上げは翌朝に持ち越しました。
欲張ってバナナを丸ごと敷いたのでやけに高さのある盛り過ぎバノフィーになってしまったので、今回はちゃんとレシピどおりに半分に切ってトフィーの上においていきます。
頑張ってぎっしり隙間なく、ある意味欲張って詰め込んではおりますがw
ここにインスタントコーヒーをすこ~しだけ入れた生クリームでバナナを覆い、
細かく砕いたコーヒー豆をぱらぱらっと散らして完成です。
カットするとこんな感じの構成になります。
ね、ちゃんとバナナ半分に切ってあるでしょ?w
ショートクラストペストリー(お砂糖入っていません) + 甘~いトフィー + バナナ + ほんの少しのお砂糖とほんの少しのインスタントコーヒー入りの甘みの少ない生クリーム
そこにコーヒー豆ぱらぱら という構成です。
このコーヒーの風味が全体を引き締めていて、とても美味しいのです。
ここにコーヒー風味を、と思いついたレストランの人すごい!
少量ではありますが、まさに隠れた名脇役。
こういうセンスがお菓子を光らせるんだなぁ° ✧ (*´ `*) ✧ °
生み出したレストランのレシピ、と先に書きましたが、
実はオリジナルでは缶入りのコンデンスミルクを数時間ことこと煮てトフィーを作るのです。
でも悲しい事に数年前から日本ではこの缶入りコンデンスミルクが手に入らなくなってしまっています。
そこでお教室の先生がいろいろ試されて、この美味しいトフィーを考えてくださいました。
大きいものをポチりました。
(迫力!でも一度に全部使ったわけではないですw)
21cmの型で作りましたが、
あっという間に食べ尽くされてしまうもぐ家なのでした。
ピアス孔が塞がった話とマリアージュ フレールでのティタイム [その他]
コロナ禍といわれるようになってマスク生活が始まって4年ほど。
マスクの紐がピアスのキャッチに引っかかると痛いし危ないので(下手したらピアス孔が裂けて下まで貫通する事故もあるとか・・・ガクガク((( ;゚Д゚)))ブルブル)、
4年ほどほぼピアスをしていませんでした。
そしたらなんと、
開けてから20年以上経っているピアス孔の右耳側が塞がってしまっていました。
わ、若いから新陳代謝が盛ん・・・( -`ω-)✧ドヤッ ・・て事でもないのでしょうが、ショック!
これは悲しい。
もともとピアス大好きだし、左側だけのピアスだと誤解を招くかもしれないし。
もうひとつ、どうしてもピアスホールを死守したい理由がありました。
今は亡き祖母と叔母が成人式のお祝いに小さなダイヤモンドとルビーを並べたかわいい指輪を贈ってくれたのです。
若い頃はよくしていましたが、結婚して子供も生まれるとお砂場やスーパーのお買い物にして行くにはちょっと合わないし、さらに年を重ねたらデザインが可愛すぎるかなーとも思うようになったりして、ケースの中に仕舞いっぱなしになっていたのです。
でも大切な人から贈ってもらった思い出のアクセサリー、しないともったいないし寂しい。
そこでピアスにしたら普段でもつけられる!と思いついてリメイクして使っていたのです。
このアクシデントを解決すべく「ピアス孔」「塞がった」 で検索しまくりw
そしてある形成外科・皮膚科のクリニックの先生が、
”閉じたと思ったピアス穴”というタイトルで書かれたブログを発見。
見事復活させた例に一縷の望みを託し、
また、古い孔の状態が悪ければ患者さんをがっかりさせても断固として開けずに治療を優先しますっていう先生の姿勢が素敵で、はじめてのクリニックに突撃してしまったのでした。
ブログにあったように細い細い針金のような金属の棒を右側のピアス孔にそろそろと通し、
どうか通って!とドキドキしながら診察室の椅子に座って祈る私。
でしたが、「あーこれは塞がってますね。薄皮レベルじゃなくて完全に塞がってます。」
との診断でした。途中までは通ったんですけどね~
ネットで検索したところ、全く同じ位置に開けるのは避けた方がいい、という記事を読んでいた私はがっかり。今の右側のピアスホールの位置、ベストなんだけどな。
でも炎症もしこりも無く、孔の状態が良いので同じ場所に開け直しても大丈夫とのこと。
よかったーー嬉しい!
というわけで、右側にもう一度ファーストピアスをがちゃん!と打ち込んできました。
20ウン年前ほんとうにはじめてのピアス孔を開けた時、ファーストピアスを自分ではずしたのですが、これがもう外れない。
なにしろ孔を安定させるために一ヶ月以上外せないファーストピアス、
ちょっとやそっとでは外れないようにガッチガチにしっかりはまっているのです。
それを自分でピアスの取り外しをした事のないピアス超初心者が簡単に外せる訳ないよね・・・
キャッチが固いし、力いっぱい取ろうとすると未熟な孔が痛いし、まじで泣きそうでした。
一生のうち、この時一回だけピアスをした事を後悔しましたw
かなりの長時間の奮闘の後になんとか外せましたが、もう二度とこんな思いはしたくないと若かった初心者もぐは思いました。(´。・ωヽ) グスン...
ところが今回行ったクリニックでは、私のようなチキンのために、
希望すればファーストピアスをはずしてセカンドピアスを入れてくれるところまで面倒を見ていただけるのです。神か!
無事に痛みもなくするっとファーストピアスを外していただき、
今は金属アレルギー予防のために医療用プラスチックが土台のスワロフスキーの可愛いセカンドピアスに移行していて、トラブルなしです。
金属アレルギーになってしまって、接触すると湿疹出たりするのは困るよね、と思ったのはもちろんなのですが。
なんと、金属アレルギーになると食べ物にも反応してしまうということ。
先生のブログによると、代表的なものはチョコレート。
ニッケルやコバルトが含まれているそうで、食べると湿疹出たりするようになってしまうケースもあるとのこと。
うわー無理無理無理無理 ( ;゚Д゚)
チョコレート我慢する生活なんて私は無理~
なので医療用プラスチックと純チタンのピアスであと半年頑張ります。
で、文字ばっかりになってしまったので、
マリアージュ フレールでお茶をしてきた時の画像を貼りました。
紅茶は ウエディングインペリアル
ケーキは 杏のタルト 。
紅茶がテーブルに近づいてきた時点で、もう素晴らしくいい香り。
アッサムにチョコレートとカラメルのフレーバーをのせた甘い香りの紅茶です。
もちろんくどさはなく、ミルクを入れるとキャラメルの香りと合ってまた美味しい。
ポットサービスでティカップ3杯分以上あったので、ストレートとミルクティの両方をたっぷり堪能しちゃいました。
そしてタルト。
とろけるような杏は甘さと酸味のバランスが絶妙。これだけで立派なデザート感。
フィリングには紅茶の茶葉も一緒に焼き込んであってタルトもサクサク。
杏を引き立ててこちらも極上。杏とフィリングとタルトの対象的なテクスチャも相まってほんと美味しかったです。
お誕生日のレアチーズケーキ 2024 [お菓子]
今年も2月生まれの次男にお誕生日ケーキは何を作ろうか?と聞いたところ、
たぶん5年連続くらいでレアチーズケーキとのことでしたw
さすがに5年めともなると、デコレーションもネタ切れ気味。
昨年まではシンプル系を狙ってきましたが、
今年は若干華やかな感じ狙いで作りました。
(実はこの時↑が一番緊張する)
真っ白なトップの上に生クリームを3種類くらいの口金を使ってランダムに一面絞りまくり、
華やかな模様をつけました。
その上にアクセントのいちごを丸く乗せて・・・
(´・_・`)モニュ? さてこの後どうしようっかなw
(いつもの無計画パターン)
実は上の写真にちょこっと写り込んでいるのですが、
緑色が欲しくて緑のゼリーを作っておいたのですが、
小さく砕くと思いの外色が薄くて、これは使うのやめました。
あまりいろいろのせるとごちゃごちゃしちゃうので、
いちごをハートみたいな花びらみたいな形に切って、
葉っぱになるようにタイムを組み合わせてのせました。
もちろんのせた場所は、
絞ったクリームの形が気に入らなかった場所w
カモフラージュと差し色の一石二鳥なのでした。(๑•̀ㅂ•́)و✧
こんなに小さなタイムの葉っぱでも、
緑がはいるとぐっと締まった気がします。
Happy birthday のピックを飾って完成です。
ちなみに今年も主役は18cmサイズの1/4 を一気に食べましたw
ティーポットとマリアージュフレールの紅茶(マルコポーロ)をプレゼントしてくれました。
兄弟二人で相談して、
「あの人はこだわりが強くて好みがうるさいから、ティーポットは絶対自分で選ばせた方がいい」という見解になったそうでw (よくわかってるじゃんw)
ポットは私がウエッジウッドのワイルドストロベリーを選びましたが、紅茶は彼らのセレクトでした。
これはもうフランス式でいれたいじゃないか~٩( ˶˙ᴗˆ˶ )و という事で
ノリのいい(お調子者?の)母はマリアージュフレールのショップに行って
コットンのティーフィルターを買ってきてしまいましたw
ポットの中で茶葉をジャンピングさせるイギリス式のいれ方とちがって、
フランス式はこのフィルターをポットの中に入れてそこに茶葉を入れてお湯を注いで抽出します。
お湯を入れる前に十分に温めたポットの中に茶葉だけを入れて蒸らしたり、いつも以上に手間をかけるのも楽しい♪ 蒸らし終わりポットの蓋を開けた時の香りがものすごく素敵でクラッとしそうでした!これは癖になる。
コットンのフィルターはテイスティングして好みの濃さになったら引き上げてしまうので、紅茶がどんどん濃くなる事もなく、コットンが余計な渋みを吸着してくれるそうです。
なのでマイルドな優しい味わいです。
今まで使っていたポットはもう少し小さかったから、
人数が増えるといれるの大変だったけど、
今度は1000 ml たっぷり入るのでみんなでゆっくり紅茶を楽しめるね。
素敵なティータイムをプレゼントしてくれた子供たちに感謝でいっぱいの母なのでした。
迎賓館赤坂離宮のガイドツアーに行ってきた [その他]
迎賓館赤坂離宮のガイドツアーに参加してきました。
迎賓館赤坂離宮は、開館日には予約不要の一般公開を行っていて、
本館(花鳥の間、彩鸞の間、朝日の間、羽衣の間、玄関ホールなど)
庭園(前庭及び主庭)
を自由に見学することができます。
そしてたま~に不定期にガイドツアーが行われます。
ガイドツアーは公認のガイドさんと一緒に本館を見学するもので、
普段は通れない正面玄関から入館して大ホール、回廊を通り、
一般参観では非公開の 東の間 サロン(公式インスタグラムへとびます) にも入室できるわくわくの要予約のツアーです。
このような扉が3つ並んでいます。海外からの賓客は3つのうち真ん中を通りますが、
さすがに私達は左側の扉から入ります。
そして残念な事に館内は撮影禁止!館内の写真はありません。
大ホール入ってすぐの所に丸椅子が置かれていて、そこで靴カバーをかけます。
床も国宝ですものね。
実際、床は大理石やモザイクや木目込みなど、それはそれは見事でした。
館内も階段の手すり以外は、お触り禁止です。
中は細部まで(そんなとこ言われないと見ないだろ!というところまでw)細かい装飾に彩られて、さりとてゴテゴテとした印象はなく、
豪華絢爛と装飾過多の間のちょうどいいバランスを保っているように感じました。
ガイドさんのお話によると、この石造りの建物、壁の厚さが1m80cmもあるそうです。
なので壁の厚さ分内側に入り込んでいる訳で、
外から見る印象よりも内部はこじんまりしているそうです。
お部屋の中で特に素敵だったのは、
東の間(公式インスタグラムへ)と花鳥の間(公式インスタグラムへ)。
東の間は他の部屋とは趣の異るイスラム文化の影響をひしひしと感じられるムーリッシュ様式。
アルハンブラ宮殿を彷彿とさせられます。
写真で見るよりもう少し色味が深く渋く落ち着いた雰囲気の部屋で、けしてゴテゴテとした印象は受けません。
彩色タイル・細かい彫刻ひとつひとつが凝りに凝っていて、それが壁天井に散りばめられている豪華さにため息がでます。それでいてゴテゴテ感がでないのはすごいなぁと思いました。
花鳥の間は、
木曽産のシオジ材の板壁には、四季折々の花や鳥を描いた楕円形の七宝焼の額が30枚飾られています。この七宝焼は、明治を代表する日本画の巨匠・渡辺省亭(わたなべ せいてい)が下絵を描き、七宝焼きの天才といわれた涛川惣助(なみかわ そうすけ)が焼いたものです。日本画特有の濃淡やぼかしの表現技法が見事に再現されており、七宝の最高傑作と謳われています。 (公式ホームページより)
この板壁がしっとり落ち着いた荘厳な雰囲気を醸し出していて、とても居心地のいい空間になっていました。
また壁に飾られた七宝焼きが素晴らしい。(*゚ー゚*)
繊細にして美麗、七宝でここまで表現できるとは!
東京国立博物館に渡辺省亭の下絵があるそうですが、そちらも是非見たくなりました。恐ろしいほどの再現度なのでしょうね。
館内のありとあらゆる建材に世界各地から希少な素材が取り寄せられ、
惜しみなく使われている豪華絢爛な宮殿。
まさに富国強兵の時代、日本の威信をかけて建造された建物であることをひしひしと感じました。
そして西洋文化をそのままコピーしただけではなく、
そこかしこに日本を印象づける意匠が取り入れられています。
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正面玄関上の天球儀と鎧武者。
天球儀の下四方の丸い部分には桐紋が彫られています。
鎧武者のモチーフは館内でもしばしば見つける事ができました。
ペディメント中央にはしっかり菊の御紋。
その向かって左側にも鎧の彫刻、右側には兜が見えます。
菊の御紋と桐紋は、館内のいたるところに散りばめられていました。
さて、館内ツアーを終えてサロンから外へ。
ガイドツアーもここで終了。
靴カバーをはずして建物の南側に広がる主庭に出て、あとは自由に散策します。
この噴水も国宝です。
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噴水を飾る動物たち。
グリフォンや亀も居ます。
一番上の写真はシャチだそうですが、時節柄アマビエに見えてしまったのは私だけ?w
思い起こせば今から ウン十年前。
小学生もぐは、学校の社会科見学で都内めぐりをしていました。
そしてバスがまさにこの門・この景色の前を通過した時、
「!! すごい!外国みたい!」と大興奮したのでしたw
(当時はまだ非公開でした)
バスの座席から立ち上がって、この風景を目で追った事を今でも覚えています。
あれから幾星霜、まさかあの憧れたお城の中に入る日がこようとは。
ウン十年ごしの夢を叶えた日の記録でした。
ちなみに、私が参加したガイドツアーは1月に2日間だけ開催されたもので、
抽選制で拝観料は5000円でした。(一般公開時は1500円)
2月3月の公開予定にはガイドツアーは入ってなかったので、そう頻繁には行われないのかな?
未公開の場所もガイドつきで見られるのはまたとない機会でしたが、
時間の制約があり(70分)、もっと見ていたいのになーと思いつつ次の部屋に移る事にもなりました。ガイドさんに教えていただいた事の復習がてら自由に見て回れる一般公開日にも行ってみたいな、と思っています。
↑ これがツアーの際にいただいたお土産。
パンフレットの他に、花鳥の間の七宝の図録、絵葉書12枚、
下の方に写っている緑色の文字で迎賓館赤坂離宮って書いてあるのは、なんと使い捨てカイロですw(たぶん去年の冬、夜間ライトアップの折に配られたものじゃないかな?)
正門手前に敷地内のお土産ショップがあります。
ここでファイルと一筆箋を購入してきたのですが・・・ここ想像の上をいく狭さですw
この狭小スペースにはこの日一番驚いたかもww
クリスマスのケーキ2023 今年はちょっとシンプル [お菓子]
今年もクリスマスにいちごのショートケーキを焼きました。
最近は、ほぼ焼きっぱなしでハイ!美味しい♬ のイギリスのお菓子ばっかり作っていたので、
ジェノワーズ焼いてデコレーションして、っていうケーキは久しぶり。
厚さ1.5cmの3枚に切るので、
余りがたくさん出れば私の制作中のつまみ食い用おやつが増えて嬉しいのですw
今は均等に切り分ける為にお洒落なアクリルルーラーがありますが、
我が家の物はお洒落の欠片もなくw
そんなお洒落なアクリルルーラーなんてなかった10年以上前に
ホームセンターで買ってきた1.5cm角の角材を、旦那さんに切ってもらった年季ものです。
そしてやっぱり、あーナッペ下手っぴになってたなー (๑́•∀•๑̀)ฅテヘ
上面はわりと綺麗にいったのだけど、
今回も鬼門の側面が難しい。
生クリームを塗りつけるところまではクリームの状態もよかったのですが、
さぁ~って回転台を回して平らに整えるのに苦戦。
まぁ今年はこれが精一杯でした。努力賞w
デコレーションは、
上面の周りに星型口金でクリームをぐるっと絞り、
カットしたいちごを並べたシンプルバージョン。
いちごの赤にプラスして緑の差し色・細かいピスタチオ散らすの大好きで
実はやりたかったのですが、なんと痛恨のピスタチオ買い忘れ。
赤と緑のクリスマスカラーにできなかったけど、これはこれでシンプルで良いかな、と。

カットはこんな感じです。
キルシュ入りのシロップをたっぷり打ったふわふわのジェノワーズ(小嶋ルミ先生レシピ)と
甘すぎない生クリームといちごのコンビネーションは抜群 (•̀ᴗ•́)و
ナッペ練習のためにもっと頻繁に作ろうかな。
そして今年も12月24日がお誕生日の父にも供えます。
美味しかったかな?('-'*)
コーヒー&ウォルナッツケーキ [お菓子]
コーヒー&ウォルナッツケーキを焼きました。
イギリスのティルームには必ずある定番ケーキだそうです。
生地は卵・お砂糖・小麦粉・バターがほぼ同量はいるイギリス式のヴィクトリア・スポンジ。
そこにコーヒー液と刻んだ胡桃を混ぜ込んで焼き上げます。
生地は二段重ねで、間にコーヒー液を混ぜたバタークリームをはさみます。
こういう二段重ねのケーキの時は、このサンドウィッチティンが大活躍。
同じ厚さに真ん中が盛り上がりすぎずにきれいに焼けて、焼き時間も短くてすむ神ツール。
焼き上がったら冷まして、
一枚にバタークリームを塗ってもう一枚を重ねて、
さらにトップにもバタークリームを塗って胡桃を飾って完成。
実はこのケーキ、何年か前にもブログにあげたことがあります。
その時とは違うレシピなのですが、バタークリームがとても甘い!笑
甘いもの大好きな私でさえ甘くてびっくり、な甘さなので(イギリス直輸入レシピw)
少しだけお砂糖控えめバタークリームにしています。
でも充分甘くて美味しいよ (๑´ڡ`๑)
暑いというか猛暑の日が続いていて濃厚チョコレートケーキは重いかなぁなんて感じる日でも
案外重いと思わないで食べられるのは、
コーヒーと胡桃のホロ苦風味が効いているからかも。
オーブンの熱と戦いつつも、明日もまた焼きたくなるケーキです。
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