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パレ オ レザン [お菓子]

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パレ オ レザン (Palets aux raisins )というクッキーを焼きました。
パレ(palet )というのは、石けりに使う丸くて平べったい石の事だそうです。
レーズンがのっかった石けりの石 くらいの意味でしょうか。可愛いですね。(๑˘ᴗ˘๑)

レシピは、「お菓子の基本大図鑑 ガトー・マルシェ」からです。


バターがリッチに入るクッキーなので、焼くとかなり広がるようです。
レシピには何cmに絞り出す等の指示がなかったので、本に載っている写真を見ながら、
適当に想像して小さく絞り出しました。
本の写真では、レーズン3つがやっと乗せられるくらいの小ささなんです。
このレーズンは、ラムレーズンを使用します。

パレオレザン焼成前brog.jpgこんなに小さくていいのかなぁ・・・と
ちょっと心配になりながら絞り出します。
そして絞りながら、ふと思った。
あれ?この感じ、この感覚。
何かを作る時に似てる・・・


あっ そうだ。マカロンだ。
口金も大きさも絞り出した形も
マカロンそっくり~









レーズンをぎゅうぎゅうにやっと3つ置けるくらいの小ささに絞り出して、
焼くとこれくらいに広がります。
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これはグラスを塗った後



でもこのクッキー、これで完成ではないのです。
焼きあがったら、塗りやすい固さに煮詰めたアプリコットジャムを表面に塗り、乾かします。
今度はラム酒と粉糖でグラス・ア・ローを作ります。
乾いたジャムの上にグラス・アローを塗った後、もう一度オーブンに入れて乾かして、やっとできあがり。
私はさらにグラス・アローを塗った後に、
マイブームのピスタチオのみじん切りを、またしてもパラパラと置いたりして(笑)
ピスタチオは、かなり細かく微塵切りにした方が、綺麗な気がして好みでした。



バターとラム酒の香りの効いた、薄いけれどリッチな味わいの美味しいクッキーでした。v('-'*) 
ただ、薄くてついぱくぱくぱくっとすごい勢いで食べられて、すぐになくなってしまうわりには、
手のかかる奴でした(笑)
でも、やっぱり手をかけた分、グラスがかかると綺麗ですね。


あと、生地自体も美味しいのに、ラム酒の強い風味に少し圧倒されている気がしないでもない。
ラムの香りももちろん大好きだけど、せっかくのリッチで美味しい生地をもっといかしたい気もします。
レーズンの数を減らそうかな?
でも、この本にあるように、レーズンを3つ並べている例が多いんです。
何か意味とか伝統とかがあるのかしら・・・?
それとも、たまたまこのレシピ本の影響?w





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そうそう、もしかして、ラム酒と聞いて、
我が家のガス警報器誤報騒ぎを思い出してくださった方もいらっしゃるかもしれません。
うちには、異常にアルコールに過敏になってしまい、
オーブンでアルコールをちょっとでも使うとすぐに警報を鳴らして、警備会社の方を召喚してしまう、
こまったガス警報器があるのです。・゚・(ノ∀`)・゚・。
一日に二度三度と警備会社の方を召喚してしまうのは、さすがに申し訳なく、
なんとかならないかとNETをさまよって、探索した結果・・・
ある方法を見つけて、さっそく試してみたら・・・
おお!鳴らなかった!!!!!


あくまでも自己責任で、という方法なのでお奨めはしませんし書きませんが(笑)
なんとか我が家のお菓子作り禁酒規制は解かれました。
(2ヵ月くらい、我慢してました (∀`*)ゞ)
さあ、お酒入りのお菓子、焼くぞーーー




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