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小嶋ルミ先生のイベント [お菓子]

P1020398brog.JPG密かに
(というか、いつも言ってますが 笑)、
心の師と仰ぐ、
小嶋ルミ先生のイベントに行ってきました。
cottaさん・パナデリアさん共同開催、
「小嶋ルミ先生のスポンジケーキに学ぶ 
丁寧なお菓子作り。」


ほんとうに楽しい時間を過ごしてきました。




















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イベント開始前、
オーブンミトンの助手の方と、
にこやかに談笑されるルミ先生。


写真のこの方をはじめ、
助手の方は若くて可愛らしい方が4人ほどいらしていたのですが、
皆さん、とてもはきはき・てきぱきとしていらして、
その上にこやかで、仕事ができて。
とても溌剌としていて、カッコよかったです。
同時に、先生の日々のご指導・運営方針がとてもいいのだろうな、という印象を受けました。




P1020377brog.JPG運よく、
作業台の真ん前・真正面の席に座れてしまいました。(゚∀゚)
先生の作業をしっかり目に焼きつけなければ!
レシピに目を通しながら、開始の時間を待ちました。
あ~ どきどきする!




P1020378brog.JPGP1020380brog.JPG
あー これが憧れの業務用オーブンかぁ。
すごいなー。使ってみたいなぁ。

そして、どうしてもニョロニョロに見えてしまった、ハンドミキサーの裏側。
ルミ先生は、〇ナ〇ニック社製のハンドミキサーをご愛用でした。






そして、とうとうイベント開始!
先生はとても気さくな方で、
和やかな雰囲気のうちにプログラムが進んでいきました。


レシピ本を見て、いつも思う事ですが、
道具の持ち方・使い方にはじまって、
温度、混ぜ方にもとてもこだわりを持たれているルミ先生。
この日も、ボウルの話から始まって、
ゴムべら、ハンドミキサー、ホイッパーの持ち方・混ぜ方を、
それはそれは丁寧に説明してくださいました。
(参加者は、my ゴムべら持参で、エアー・ジェノワ混ぜの練習をしました)


まずはオムレツケーキ。
ここで、ジェノワーズの作り方を学びます。
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LIVE ジェノワ混ぜ!

この目でルミ先生のジェノワ混ぜを見られる日が来ようとは!
(感涙)












先生がジェノワーズ生地を作り上げられた後、
会場から抽選で選ばれた3人の幸運な方が、直接先生のご指導を受けてジェノワーズを作る、
というコーナーがありました。
その時には、調理台の所まで出て来てもいいですよ、との事だったので、
当然、前へ。(笑)
本当に間近で、先生や助手の方が指導されるのを一緒に見られて、
さらには、質問にも答えていただける、という至福の時間。
さっきよりももっと至近距離で、
先生のジェノワ混ぜやハンドミキサーを使われる手元を凝視してきました。








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ジェノワーズの生地がオーブンに入ったところで、
今度はカシスのクランブルチーズケーキ。
道具のこと、材料のこと、イタリア旅行のこと、
興味深いお話を交えながら、
作業が進みます。
お話の端々から、
いかに先生が道具や素材にこだわりを持っておられるかが、
伝わってきます。








チーズ生地に、
クランブルをのせるルミ先生。











P1020413brog.JPGジェノワーズが
焼き上がりました。
カットして、オムレツケーキに組み立てます。



私、いつもこの厚みキープの為の角材が、
カットしているうちにガサゴソ動いてしまって、
切りにくいったらないのですが、
ルミ先生、微動だにさせず。
すっすっとナイフを入れられてました。















P1020421brog.JPGこれは、
カラメルソースを加えているところです。
先生曰く「大人の味」の、このカラメルソース、
もうめちゃくちゃ美味しかったです!
想像していた以上にほろ苦く、
それがこのオムレツケーキを
ただものではないものにしています。















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粉糖を振って、完成です。







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完成した、オムレツケーキとカシスのクランブルチーズケーキ。










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そして、先生がご持参くださったという紅茶(ウバ)と一緒に配られたのが
この試食用のプレートです。







P1020415brog.JPGP1020434brog.JPG
オムレツケーキのジェノワーズ。
ふわふわです。
ふわふわだけど、頼りないという事はなく存在感のあるふんわり感。
キメが細かくて、食感、口どけがとても気持ちいい!
まさしく『おいしい!生地』です。
お砂糖が多めに入りますが、しっかりふんわり膨らんで体積が多いので、
甘すぎるということはありません。
そこにバナナと生クリームという鉄板の組み合わせに、
前述した、想像以上にほろ苦いカラメルソースが絶妙に絡んで、ほんとうに美味しかったです。





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カシスのクランブルチーズケーキ。
フォンダン・オ・ペカン や ~カシス のように、
このケーキも外側はしっかり焼けていても、内側はレアな感じでオーブンから出します。
なので、レアチーズケーキのようなこっくり濃厚なチーズ生地に、
酸味のあるカシスがぴしっと効いていて、絶妙のコンビネーションでした。
そして上にのせたクランブルが、さっくさくですごく素敵なアクセントになっています。
これも、もちろん美味しい~
さらには、思ったよりもぱぱぱっと作れてしまうのも驚きです。(先生だからかな 笑)

でも、ぱぱぱっと作れてしまう、と言っても、
このレアチーズ生地のような風味や食感は、
型の大きさ、焼き加減、混ぜ加減、細かいいろいろな計算がされた上でのこと。
このケーキに限らず、
ただ、なんとなく作ったり食べたりしているお菓子のレシピができるまで、
本当にいろいろな経験や計算や技術やセンスが必要なんですね。


ホイップする意味、混ぜる回数の意味、道具をもつ角度の意味、ひとつひとつ順番に混ぜこんでいく意味、温度を守る意味。
経験と実践から練られた作業のひとつひとつに、それぞれ重要な理由がある。
先生はひとつひとつ、丁寧に説明してくださいました。
だから、その作業・過程をおろそかにしてはいけない。
今日のテーマでもあった「丁寧なお菓子作り」を、いつも心がけていかなくては、と改めて思いました。








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左側は、おみやげに全員に配っていただいた、
オーブンミトンのバニラのパウンドケーキとフィナンシェです。
おおお いつも私がルミ先生のレシピで何度も作っているお菓子!
持つ手が震えます(笑)。
右側は、可愛いくまさんのフィナンシェ。
これと、あともう一つ金塊型のフィナンシェを、
ほんの少しだけ販売されたものの中から、なんとかゲットできました。



家に帰ってから、金塊型のフィナンシェは子供たちに、
「お母さんが師と仰いでいるっていうか、もうリスペクトしきってる先生のお店のお菓子よ!
こころして味わうように!」
と宣言して進呈。
一口食べた子供が、破顔一笑、
「あ うまーーい!」



私も、どきどきしながら食べました。
このケーキ、自分が先生のレシピで作った時も思いましたが、
パウンドケーキなのに、重くなくて口どけがすごくいいのです。
自分が作ったものでさえそう感じたくらいですから、いわんやお店のパウンドケーキをや。
さらにさらに軽やかで
ほんとうに口どけが素晴らしかったです。
そして芳醇なバターの風味。アクセントに大好きなバニラビーンズ。
あー しあわせーーー(*´Д`*)



フィナンシェは、研究と称して私が大きなくまさんのものを一人で食す(笑)。
ふっと鼻に抜けるアーモンドの香り。
口にひろがるバターの風味。
至福の瞬間♪ おーいしー
型にもバターを生地をおよがせるように塗って焼く、という先生のレシピ、
このくらいまで焼くんだな。だからこんなにバターの風味がいきてるんだな。






我ながらミーハーだなぁと思いつつも、
でもやっぱり嬉しくて、
先生と一緒に写真を撮っていただいてしまいました。(*ノノ)
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恥ずかしいから、でも嬉しいから、小っちゃくアップ(笑)







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スノーボール [お菓子]

P1020327brog.JPGシンプルなクッキー、
スノーボールを焼きました。
最後の仕上げに粉砂糖をまぶした姿は、
可愛い雪の玉そのものですね。(´- `*
(半球形だけどw)













スノーボールって、いたってシンプルなお菓子だからでしょうか、
降る雪の雪片の数ほどのレシピがあります。
でも私的には、アーモンドプードルははずせない!
というわけで、アーモンドプードル入りのレシピで。
さらに、もうひとつはずせない材料(笑)。
使ったレシピにはなかったバニラービーンズを、1/2本使用。





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工程は簡単ですが、
とにかく、さくさくほろほろに作りたい!という事で、
ひとつひとつの作業を丁寧にやった・・・つもりです。






P1020342brog.JPGとりあえずは美味しくできたかな。
子供たちも喜んでました。
さっそく次のリクエストが入ったりして。(笑)
特に鼻にふっと抜けていくバニラの香り、
最高!
バニラビーンズ入れて大満足~v('-'*) 
アクセントにごろっと入れた胡桃も効いてます。








ただ、食感が・・・
さくさく部門は成功してたのですが、
ほろほろ部門が、自分が目指していたよりも、あと一歩な感じでした。
ほろっとはしてる。
でも、もう少しほろほろほろっと
はかなく崩れてほしい!
グルテンの仕業ですか!? ・゚・(ノ∀`)・゚・。


P1020322brog.JPGこうなったら、
次はポルボロンのように小麦粉に熱を入れてから作るとか・・・?
小麦粉を変えてみようかな?
と、いろいろ考えながら、
食感を確かめるという名目で食べ続けてしまうのでした。

ああ、また実験のために焼かねば。
(∀`*)ゞ





















P1020337brog.JPGラッピングは、
こんな風にしてみました。
スノーボールと言うだけあって、
中身は真っ白なので、
色は赤とピンク系でまとめてみました。(*'-'*)














P1020334brog.JPG白に赤。
よく映えて、
可愛い組み合わせになった、かな?















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コーヒー&ウォールナッツ ケーキ [お菓子]

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またまたイギリスのティタイムのお菓子、
コーヒー&ウォールナッツケーキを焼きました。
毎度おなじみ、この本のレシピです。
英国アフタヌーンティー&お菓子 (講談社のお料理BOOK)




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ナッツ大好き族な上に、
ちょうど在庫の胡桃とピーカンナッツの賞味期限が迫っていたので、
前から気になっていたこのケーキを焼くことにしました。('-'*)
まあ、この本のレシピは、気になるものだらけなのですが。




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ナッツざっくざく!
本の画像だともう少し控えめでもよかったのですが、(レシピには適宜、となっている)
目的のひとつが在庫一掃なので、これでもか!っていうくらいギリギリいっぱい載せました(笑)
でも、塗っているバタークリームが、けっこうしっかり甘いので、
ナッツがそれを緩和しつつ味を調和させてくれていて、
このくらいたくさんのせても邪魔にならず、美味しく食べる事ができました。




P1020315brog.JPG
そうそう、このケーキは、
本来ならばサンドイッチ・ティンという、イギリスではポピュラーな型を使って焼くそうです。
普通の丸型の高さを半分くらいにした型が2枚で1セット。
その2枚を同時に使って丸くて薄い生地を2枚焼いて、
その間にクリームをサンドイッチのようにはさんで仕上げるケーキ。
有名なビクトリア・サンドイッチ・ケーキ タイプの生地専用の型です。


薄めの生地が2枚同時に焼きあがるので、わざわざカットする必要もなく、
焼き時間も短くてすみ、型に接する面が1つ多いので、表面こんがり焼きあがるとのこと。


しかし!
そんなマニアックな型、日本で扱ってるお店をNETで探してもなーーいーーー
レシピ本には、サンドイッチ・ティンが無い場合は、普通の丸型で焼いて半分にカットしましょう、
とあったので、今回はその方法で作っています。




P1020300brog.JPG15cmの型で焼きました。
おおーー クープ開いたよ~ d(゚ー゚*)
・・・ってカンパーニュじゃありません・・・
この後の組み立てを考えると、
あんまりぽっこり真ん中膨れてほしくなかったんだけど。
焼き固まっていくうちに、だんだん落ち着いてはきました。







さて、焼きあがった生地を2枚にカットするのですが、
いつもジェノワーズを3枚にカットする時には、1.5cm×1.5cm の棒を台にして切っています。
で、今回もその1.5cm厚さの棒を使って切ったのですが、あーそうだ。2枚でいいんだった・・・
(↑ 何も考えずに切っている)
というわけで、やけに下が薄くて、上が分厚い切り方になってしまいました。(*ノノ)
なんかカッコ悪いですね。
もっと等分に美しく切りたかった・・・



ちなみに生地はコーヒー風味で、
バタークリームにもラム酒で溶いたインスタントコーヒーが入っています。



そのバタークリームも、
まず生地の1枚の上面に半量を塗り、
その上にもう1枚の生地を重ねて、さらにその上に残りの半量を塗って仕上げます。
一番上の部分がハゲハゲではカッコ悪いと思い、
ついはさむ分のクリームを節約してしまったら、
下のクリームの層が貧弱で、カット面綺麗じゃありませんでした。(涙)
サンド部分が薄っぺらい感じで、上が分厚いですよね。・゚・(ノ∀`)・゚・。
次回はもっと、バランスよく塗らなくては。



P1020319brog.JPG
そんなわけで、
出来上がった形にはかなり不満が残りましたが、
美味しかったです。
子供にも好評で、15cmではすぐになくなってしまったので、
我が家用に18cmの分量を計算しないといけない予感。




P1020301brog.JPG
バターにナッツか。
カロリーの事は・・・考えるのよそう・・・





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