SSブログ

お店のおやつ -都路里とAfternoonTea Roomー [お店のケーキ]

最近、外出した時に食べてきたおやつです。



特選都路里パフェ.jpg
まずは、都路里大丸東京店。
東京駅の八重洲北口すぐの大丸の10階にあります。





特選都路里パフェあっぷ.jpg
ここの特選都路里パフェが大好きで、今日も15秒ほど迷ったけれど、
やっぱりこれをオーダーしてしまいました。
抹茶生クリーム、抹茶カステラ、抹茶ゼリー、抹茶アイス、白玉、バニラアイス、栗の甘露煮
が入っています。
おいしい~・:*:・(*´∀`*)・:*:・
どのパーツも抹茶の香りが立っていて、
とてもおいしいです。
抹茶ゼリーの固さというか柔らかさも、絶妙。


でも、今日は抹茶生クリームの絞り方が、ちょっと粗いみたい。ヘタレてる~
泡立て方の問題かなぁ・・・?
カステラも切り方が雑なような気がします。
細かい作業ひとつでも、丁寧にしていかないと
全体に響いてくるものですね。
(自戒を込めて)






いつもはこんな風に綺麗なんですけど。特選都路里パフェトップ.jpg(HPよりお借りしました。)















この日は関東地方に落雷竜巻注意報が出ていた日。
午前中はとてもよいお天気だったのに、午後から急に冷たい風が吹き出して、
空には黒い雲と白い雲がいりまじるように発生していました。
電車に乗っている間にあたりはみるみる暗くなり、
この席に着いた時には横殴りの雨が降り出しました。
そしてここは10階の窓を向いたカウンター席。
高低差のある白い雲と黒い雲が、かなりのスピードで渦を巻くように移動しながら入り交じり、
だんだん黒い雲が空を覆い尽くしていく様子が、頭のすぐ上で見えていました。
地面から見るのとはかなり違う目線での風景に、
スプーンを持つ手も止まって、しばし見入ってしまいました。









次は毎度おなじみ AternoonTea Room 。
SpecialAfternoonTeaSet.jpg





ここは、パティスリーKIHACHI のお菓子も食べられる店舗なので、
好きなAfternoonTea のお菓子(ハーフサイズ)2つと、
KIHACHI のお菓子(フルサイズ)1つ を選べる、
Special AfternoonTea Set にしました。
またしても、アップルパイとスコーン、そして、KIHACHI のキハチトライフルロール。
紅茶は、今日はアールグレイ。






SpecialAfternoonTeaSetあっぷ.jpg
このキハチトライフルロール、
芯のバナナの周辺がカスタードクリーム、
他のフルーツのまわりは甘さ控えめの生クリームで、
2つのクリームを楽しめておいしかったです!
カスタードクリームには、ちゃんとバニラビーンズも見えていて、テンションアップ↑
そして、スポンジシートがかなり薄いのに、ちゃんとふわふわ感があってGOOD。
なかなか楽しめました。d(゚ー゚*)


アップルパイは前回の記事よりもアップで。
生地、というか、お菓子全体のもろもろ崩れてくるような感じが伝わっているでしょうか。
(フォークを入れる前の画像です)
私的には、アップルパイというよりアップルケーキなのですが、
まぁ美味しければいいですよね。v('-'*) 
そうそう、今日のアールグレイは合格でした。




ちなみに同じ日にこれ全部食べてまわったわけではないですよ~
ほんとです。笑


SpecialAfternoonTeaSet上.jpg




************** 追 記 **************



京都伊勢丹都路里のパフェ.jpg2010年6月の特製都路里パフェ.jpg


これは、以前に都路里で同じパフェを食べた時の画像です。
(いったい、何回同じものばかり食べてるんだーー┐(  ̄ー ̄)┌ )


右が2010年の、東京大丸の都路里。
左が、それよりもっと前の(いつだったか忘れました・・・)の京都伊勢丹店です。
どちらも抹茶生クリームの絞り方も、カステラの切り方も、盛りつけ方も綺麗です~(*・・*)

これと比べると、やっぱり今回のパフェは、見た目マイナス。
もちろんおいしかったけど、でもやっぱり、
目にもおいしいパフェであってほしいです。
いつも同じクオリティで提供できてこそ、プロというもの!だと思うのです。
(アルバイトさんが作ったのかもしれませんが・・・でも、学祭の模擬店じゃないんだから!)


ところで、大丸東京店と京都伊勢丹店は、
同じデパートの高層階にあるという共通点のせいか、
お店の構造や雰囲気がよく似ています。
窓側になが~いカウンター席、その後ろ側にテーブル席。
窓から眺められる風景は、同じような都心の風景なのですが、
京都伊勢丹店の方が、広場が見える分解放感があって好きかな。
窓の外に夕闇迫る時間に撮ったこの時は、なかなか素敵な雰囲気でした。







nice!(13)  コメント(12)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

母のお誕生日のケーキ [お菓子]

2012おかあさんのお誕生日ケーキ.jpg



母のお誕生日のケーキを作りました。
去年のちょうど今頃、母は大腿骨の骨折で入院中。
病院は、家庭で作った食物の持ち込みが禁止だったので、ケーキを作ってあげられませんでした。
それで、今年こそは、と気合を入れてキッチンに立ったのですが。
ちょっとブランクがあったので、やっぱりナッペがしょぼかった。・゚・(ノ∀`)・゚・。





母お誕生日用HM後.jpg
レシピはいつもの小嶋ルミさんのものです。
これは全卵とグラニュー糖をハンドミキサーで泡立て終わったところです。
とろりとクリーミィな雰囲気の生地。



20120526用紅ほっぺ.jpg
以前にキゥイのショートケーキを作った時に、
甘く熟したキゥイのとろりとした食感がクリームととてもよく合っていて、
その一体感が何とも言えずおいしかったので、
今回はキゥイのショートケーキにするつもりでした。
5月の誕生石はエメラルドなので、その緑色のイメージにも合いますよね。v('-'*) 


でもお店で、そろそろシーズンも終わりかな?というぎりぎりセーフのいちごを見つけたら、
やっぱり買ってしまいました。
白いクリームに赤いいちご。
これは永遠のベストコンビだな!
今回はこの2つを組み合わせることにしようっと。
いちごは紅ほっぺです。




2012お母さんのお誕生日ケーキあっぷ.jpg2012お母さん温誕生日のケーキ全体.jpg
あっぷで!
12cmの型なので、Happy Birthday のピックが大きく見えます(笑)
少し緑が入っただけで、華やかさが増したかな?
そういえば去年のクリスマスーキの時にも、
いちご(赤)とキゥイ(グリーン)を使ってクリスマスカラーにしようと思ったのですが、
家でキゥイを切ったらなんとゴールデンだった!(((;゚Д゚)))という失態を演じたことがありました。
エメラルド色にしたかったので、
今回はもちろん、グリーンなのかゴールデンなのかをしっかりチェックしてから買いました・・・

右奥ににちらっと見えるのは、母の日に私がもらったカーネーション。
2週間たっても、まだわりと綺麗です。
子供は、
「かあさんは、花よりお菓子かお小遣いってタイプだと思うけど。」
と言いながら渡してくれました。・゚・(ノ∀`)・゚・。





2012お母さんのお誕生日ケーキカット.jpg
カット面です。
両親宅は3年ほど前の引っ越しの時から、ケーキナイフが行方不明となっておりまして、
これも包丁で切ったので、ちょっと汚く切れてしまいました。




でも今年はお家でみんなでお祝いできてよかった!
元気がなによりですね。
2012母お誕生日のショートケーキ.jpg








20120526家用寄せ集めVr.jpg
ちなみにこれは、
12cmの台を2台焼いたので、
残り物を寄せ集めて作った
我が家Vr。
実はサイドのナッペは、
こっちの方が綺麗でした λ............トボトボ
(我が家には
 キゥイを食べるとのどがかゆくなる!
 って言う人がいるので
 いちごのみのテキトーデコ)
nice!(13)  コメント(11)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

まるでデジャ・ヴのような、バニラ・パウンドケーキ [お菓子]

母の日のバニラパウンド.jpg
ここ数回、毎回毎回同じような画像ばかりで、
恥ずかしいやら、情けないやら、我ながらやれやれ、って思うやら。
でも、なかなかお菓子を作る時間が取れないので、
たまたま作れた時の事は書いておこうかな!ということで、
お目汚し、お許しください。


これは、母の日に焼いたバニラ・パウンドケーキです。
小嶋ルミさんのレシピの 9 ×21× 7 cm の 四角いパウンド型の分量で、
私の約16cmのフラワー型ぴったり1つ分でした。


アイシングは、この前よりちょっと手抜きか!?
少し模様の細かさが足りないようで・・・
でも、中心部分のアラザンは、ちまちま細かく置いてみました。
きっと食べにくかったことでしょう。(笑)
母の日のバニラパウンドあっぷ.jpg
母曰く、
「指輪みたいね。」



母の日用バニラパウンド.jpgこのバニラ・パウンドケーキは母も好きで、
以前、バターの差し入れとともに
ホールでね!と
リクエストがはいった事があるものです。

今回も喜んで食べてくれました。
















あまりにも似たような画像の記事が続いたので、
少し気分をリフレッシュ。
先日AfternoonTea のティルームで食べてきた、アフタヌーン・ティ・セットです。
好きな紅茶と、好きなケーキ(ただしスコーン以外はハーフサイズ)を3種類選べます。



AfternoonTeaSet.jpg
私はスコーンがだーい好きなので、
スコーン2つとアップルパイを選びました。
紅茶は、イングリッシュ・ミルクティ・ブレンド。



スコーン2アップルパイ1.jpg
スコーンはいわゆる“狼の口”が開く、縦にのびるタイプではなくて、
横に裂け目ができています。
この画像で見ると、シュークリームみたいですね。
外側はさくっとかりっと、中はどちらかというと、しっとりタイプではなく乾いた感じですが、
とても香りがよくて、運ばれたきた瞬間おいしそう~~と胃袋が大喜び。
右のクリームとジャムはスコーン用、左のクリームはアップルパイ用です。


アップルパイ(奥)は生地が独特です。
パイ生地というより、ほろほろと崩れるような、細かいパーツを重ね合わせたような生地です。
バターをたくさん折込んであります!という生地とは、ちょっと違う。
フィリングの甘さと酸味が重すぎずほどよくて、
おいしくいただきました。


イングリッシュ・ミルクティ・ブレンドは、ちょっと個性がなかったかな。
いれ方にもよるのでしょう。
この前飲んだ、キャラメルティのミルクティの方がおいしかったな。
nice!(14)  コメント(8)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

古いアルバムから ~ブリュージュ~ [その他]

img001.jpgブリュージュの運河。 学生旅行のお約束で、 シーズンオフの旅費の安い真冬に行ったため、 夏には大活躍しているであろう運河めぐりのボートもカバーをかけられたまま、 ひっそり冬眠中です。









あまりにも公私ともに忙しくて、
なかなかお菓子を焼く時間がとれないので、
今日は、ふと見つけた懐かしいアルバムから、
学生時代に訪れた(何十年前なんだ!?(∀`*)ゞ) 大好きな街を紹介しようと思います。
写真は〇十年前のものなので、色がいまひとつです。申し訳ありません。




ベルギー地図.pngその街は、ブリュージュ。(Bruges  オランダ語表記だと Brugge ブルッヘ  “橋”の意)

ベルギーの首都ブリュッセルから、電車で1時間くらいだったと思います。
パリから友人二人を引っ張って、ホテルも決めずに突撃した、という無謀さ。(笑)
でも、このブリュージュと、そのお隣の街ゲント(Ghent  または ヘント、ガン)は、
西洋美術史専攻の学生だった私にとって、
どうしても見ておきたい絵がある街だったのです。
(そう、二人の友人は完全に巻き添え 笑)




まずは、ブリュッセルから電車で30分くらいだった(気がする)ゲント。
ここゲントにあるシント・バーフ聖堂に、van Eyck 兄弟が描いた “ゲントの祭壇画” があります。
Ghent-altarpiece.jpgGhent-altarpiece平日.jpg
上が内側 左が外側 


普段は扉が閉じた状態で外側(左)の面(色彩が抑えられている)が見えるようになっていて、
教会の祝日等にこの扉が開かれ、色鮮やかな内側の面(上)が現れました。












はっ( ̄□ ̄;)!!
語り始めると、止まらなくなって卒論になってしまう(?)ので控えますが、
初期フランドル絵画を専攻していた私は、とにかくこの絵が観たくて観たくて。
なので、シント・バーフ聖堂の事しか下調べをせずにゲントの街に入ったのですが、
思いがけずその美しい街の佇まいに、すっかり心を奪われました。


img010.jpg道路を横切って張られたケーブルにぶら下がる街燈がおしゃれです。










img011.jpg
教会か修道院のような建物付属の
ちいさなお庭。
植栽がセンスいい!










img012.jpg
憧れ続けてたシント・バーフ聖堂



今はどうかわからないのですが、
当時このゲントの街は、
インフォメーション以外の場所では、
英語がほとんど通じませんでした。
(あ、私の英語能力のせい?・:*:・(*´∀`*)・:*:・)
カフェに入っても、メニューに並んだ文字を見て何が書いてあるのか想像さえもつかず、
ものすごく etranger な気分を味わいました。
でも、言葉が通じないなりに街の人たちはフレンドリーで、
一生懸命コミュニケーションを取ろうとしてくれました♪



シント・バーフ聖堂には、祭壇画係の人が居て、
何分かごとに、祭壇画の扉を開けたり閉めたりして、
外側も内側も鑑賞できるようになっていました。これは嬉しい配慮。
(この仕事、やりたーい!w)

ちなみに、教会には無料で入れますが、
祭壇画が置かれている一角に入るには、お金がかかりました。






そして、ゲントの街を後にして向かったブリュージュ。
小学生くらいの頃、SAISON de non・no という雑誌がありまして、
それに載っていたはじめて見るブリュージュの写真。
その街のあまりの美しさに少女(?)もぐは憧れて、
それ以来ずっとこの聞きなれない街の名前を
頭の片隅に置くようになりました。

そして大学生になって美術史を専攻するようになって、
あのブリュージュが、わが愛する初期フランドル絵画の宝庫だと知った時は、
もうこれは絶対行くしかない!と固く心に誓っていたのでした。





img002.jpg街中をめぐる運河。
窓枠の赤が効いていて、とても素敵。












img004.jpg
img005.jpg
ベギナージュ(ベギン会)修道院の中庭。
どうしてもブリュージュから去り難くて、
一瞬ここに飛び込んでしまおうかと思いました。
(すみません、不謹慎でした・・・)







img003.jpg

たぶんメムリンク美術館の近くです。












ブリュージュで一番行きたかった美術館は、グルーニング美術館。
ところがなんと!(,,゚Д゚) こんなに憧れ続けて行ったのに、改修で閉館中・・・・・・・λ............トボトボ
かなり落胆して、第二目的のメムリンク美術館に行ったところ、
グルーニング美術館から、観たかった絵が移設して展示してありました!
一度はあきらめた絵画を観ることができて、ほんとうに嬉しかったのを覚えています。


ファンデルパーレの聖母.jpg聖母の死.jpg
Jan van Eyck
ファン・デル・パーレの聖母             Hugo van der Goes 聖母の死





img006.jpgimg007.jpgimg008.jpg
そうそう、このフランドル地方、冬はあんまりお天気がよくないのです。
私たちが訪れた2日間も曇り時々小雨、ほんの少しの晴れ間、みたいな感じでした。
でも、街中どこを歩いても、ほんとうに絵になります。
夏の眩しい光の中で見ると、同じ風景もまったく別の印象になりそうですが、
この冬の重たい雲の下で見る風景も、私は気に入っています。


前述しましたが、2月から3月にかけての旅行でしたので、
オンシーズンには、この何倍ものにぎわいであるはずのブリュージュも人影少なく、
だからこそ、観光都市っぽさとはまた違った、
落ち着いた雰囲気にひたる事ができたと思います。
〇十年たってもこんなに再訪したい、と思える要因のひとつかもしれませんね。
さすがに観光都市、ここでは英語がよく通じます。




img009.jpg
ぎさぎさに階段状になった
建物のファサードは、
ブリュージュの建物の特徴です。
これまた大好きな、Fernand Khnopff のブリュージュを題材にした作品、
“見捨てられた町”(下)にも、
よく似た建物が描かれています。




見捨てられた街.jpg















私の我儘で友人二人を引っ張り込んでしまった小旅行でしたが、
二つの街を友人たちが、それはそれは気に入ってくれたことが、とても嬉しかったです。
いやだって、ほんとに素敵だったんだもん!(*´Д`*)

そして私にとって驚きだったのは、
ブリュッセルからゲント・ブリュージュへ向かう途中の車窓の風景が、
15世紀の画家たちが描いた風景と、とてもよく似ていた事でした。


そしてパリへ戻ったその翌日、私は性懲りもなく、
今度はRobert Campin (MASTER of Flemalle)とMelchior Broederlam の祭壇画を観に、
ディジョンへと一人日帰り旅行を決行したのでした。
(ディジョン・マスタードで有名なディジョンです。
 ほんとはClaus Sluter の彫刻も観たかったのですが、
 迷子になって時間切れ、たどり着けなった 笑)



nice!(18)  コメント(8)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理