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フォンダン・オ・ペカン [お菓子]

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以前から作ってみたかった、フォンダン・オ・ペカンを焼きました。
レシピは、
あいかわらず小嶋ルミさんの とっておきのチョコレートのお菓子 (Sweet sweets series)からです。




この本では9cmのハートの型(5個分)を使っていましたが、そんな可愛らしい型は持っていないので、
小さなパウンド型(縦114×横59×高さ49mm)を使って焼いてみました。
レシピの分量で、このパウンド型3つ分でした。
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パウンド型でも、なかなか可愛いかな?('-'*)
ペカンというのはピーカンナッツの事だそうです。
なので、生地の中には粗く刻んだピーカンナッツが入っています。
上にはピーカンナッツと一緒に胡桃も飾って、シンプルで素朴ながらも、ちょっとお洒落に。



このケーキには、小麦粉を使いません。
チョコレートと卵とバターとココアパウダーだけで作るので、
しっとり濃厚なチョコレートの風味を楽しめるのです♪


チョコレートはカカオ分の異なる2種類を使います。
バレンタインの時のガトー・ショコラに使った残りがあったので、
ヴァローナのグアナラ(70%)とカラク(56%)を使いました。



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P1010771brog.JPGそして、この画像でわかるでしょうか?
このケーキのコツは焼きすぎないこと!
竹串を刺して、とろりと生地がついてくるくらいの半生状態でオーブンから出すんです。
なので、カットするとこんな風に中はとろけるような状態です。








わーい!とかぶりつきたいところですが、ここに悲しい掟が。
レシピには、焼いた当日は味が落ち着いていないので食べちゃダメ!
翌日以降に食べましょう、的な事が書いてあります・・・・゚・(ノ∀`)・゚・。




ぐっと堪えて、ラッピングなど。
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細いリボンをかけようかな、とも思ったのですが、
ケーキひとつひとつが小さいので、
ごちゃごちゃしそうなのでやめました。
(リボン結びが上手なら、それもいいのですが。
いかんせん私が結ぶと・・・絡まりそうでw)
とりあえず、くるんで留めて、小さなシールを貼っただけ。(笑)
でもちょっとだけ、よそゆきの顔になったような。





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そして、我慢に我慢を重ねた(?)翌日、食べてみました。
うわぁ~ 焼き菓子なのに口に入れるととろけます~(*´Д`*)
レシピに“生チョコのよう”と書いてあるのも、うなずけます。
カカオ分の高いチョコレートの使用割合が多いので、
甘すぎずビターで濃厚。チョコレートの美味しさがストレートに伝わってくる感じです。
これは、美味しいわ♪


ただ、今回気になったのは、生地に刻んで混ぜたピーカンナッツの大きさ。
レシピには、「粗く刻む」とだけあったので、
あんまり細かく刻んで存在感がなくなったらつまらないな~と、
本当に粗く(=けっこう大きく)刻んだのですが・・・
これが口の中にケーキを入れて、とろける感じを感じたい時に微妙に邪魔をしてしまってました。
とろけるぅ~という時に、ちょっと舌に残りすぎたかな。
次に作る時は、ナッツの存在感を残しつつ、
口どけの快感を邪魔しない大きさになるように気をつけなくては。
ナッツが全然ないと、それはそれでアクセントがまるでなくなって寂しいですから、
ここは頑張って両立させたいです。



ルミさんの「小嶋ルミの決定版ケーキ・レッスン: 生地からわかる38品
にも、似たようなレシピで、
フォンダン・オ・カシス という魅惑のケーキがあるのですが、これも絶対作りたい!
ピーカンナッツがカシスに置き換わった感じですね。
カシス好きとしては、作らずにはいられないです~・:*:・(*´∀`*)・:*:・
で、このレシピの中に、
竹串刺してとろっとした生地がついてきても、「勇気をもってオーブンから出すこと」
と書いてあるのですが、
まさに勇気が必要だった!(笑)  え?こんなについてくるけど、いいの?って。
でも、この勇気が、魅惑の生チョコのような口どけにつながるのですね。
勉強になりました。




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