SSブログ

おだてられてフロランタン [お菓子]

P1010747brog.JPG
「母さんのフロランタンが食べたいな~」
ある日、息子が殊勝にも可愛い事を言いました。
あ、でも、いわゆるボーイソプラノの“可愛い男の子”を想像しないでくださいね?
もう、身長もはるかに私を超してて(身長ぬかされた時、悔しかったですσ(’-’*))、
すね毛とか生えてる奴ですから(笑)



ま、彼にしてみたら、単にフロランタンが食べたかっただけだと思うのですが、
「え~ しょーがないな~」
と口ではぶつぶつ言いながら、何故か翌朝に備えて、夕食後に生地を仕込み始める単純な母。
「母さんの」ってとこが、ツボだったw
キミ、女の扱い、うまくなったんじゃないの?
実を言えば、私も前回からいろいろ変えて実験してる焼成時やキャラメルを煮詰める時の温度を
微調整というか、試してみたかった、っていうのもあるんですが。
尚、唯一足りなかった材料・生クリームは、言いだしっぺの本人に買いに行かせました。
(やけに素直に買いに行きましたw)





P1010738brog.JPGP1010740brog.JPG

















キャラメルは前回と同じように、持ってるレシピより+5℃まで煮詰めます。
パートシュクレの焼き時間も長めにとって、生地から水分が抜けるようにしてみました。
パートシュクレの上にキャラメル生地を流した後の焼成は、
レシピより高めの温度で焼き始めて→途中で下げる  
時間と温度を下げるタイミングは、焼き色を見ながら調整しました。
結果、前回よりは2分ほど早くオーブンから出しましたが、
今までの私作のフロランタンと比べると、しっかりと色がついて、
カリっと香ばしそうに出来上がりました。
よし!
しばらくこの温度で焼くことにしよう♪







P1010742brog.JPG

実は切り方も何パターンか試したかったので、
長方形や正方形や、同じ長方形でも長さの違うのとか、いろいろ混じってます。(・・。)ゞ
純粋にうちの子用なので、とりたててラッピングなどということもなく、
湿気防止用にジプロックに乾燥剤と一緒に入れて、それぞれに支給(・・・適当すぎる 笑)
でも、キャラメル部分がカリカリっとして、なかなかいい感じでした。









以前、ケーキキャリー(出来上がったケーキを運ぶお盆?のような道具)が欲しかったんだけど、
買おうか迷ってるうちにどこにも在庫がなくなってしまいました~
と書いた事があるのですが、
先日、ノルディックウエアからも同じようなものが出ているのを見つけ、
その上はじめ狙っていたものよりも安い!半額以下!
(素材の違いだと思います。片やステンレス片やアルミニウムにシリコン樹脂加工)
という釣られ要素があり、衝動買いしていましました。
ケーキリフター 02600です。




P1010079brog.JPG
で、これを、いつも“下のパートシュクレが割れないかしら・・・”と心配になってしまう、
フロランタンの焼き上がりを型から出す時に使ってみました。
お?いい!安定して出せる!という事で、プレッシャーから解放されましたw
デコレーションケーキを回転台からお皿に移す時も、これなら安定して移せそうで、
なかなか便利。v('-'*) 
私はパレットナイフに乗っけての移動作業は、
いつまでたっても怖くてドキドキなので・・・(気が小さいんです~~)





nice!(14)  コメント(10)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

フォンダン・オ・ペカン [お菓子]

P1010752brog.JPG
以前から作ってみたかった、フォンダン・オ・ペカンを焼きました。
レシピは、
あいかわらず小嶋ルミさんの とっておきのチョコレートのお菓子 (Sweet sweets series)からです。




この本では9cmのハートの型(5個分)を使っていましたが、そんな可愛らしい型は持っていないので、
小さなパウンド型(縦114×横59×高さ49mm)を使って焼いてみました。
レシピの分量で、このパウンド型3つ分でした。
P1010748brog.JPG



P1010759brog.JPG
パウンド型でも、なかなか可愛いかな?('-'*)
ペカンというのはピーカンナッツの事だそうです。
なので、生地の中には粗く刻んだピーカンナッツが入っています。
上にはピーカンナッツと一緒に胡桃も飾って、シンプルで素朴ながらも、ちょっとお洒落に。



このケーキには、小麦粉を使いません。
チョコレートと卵とバターとココアパウダーだけで作るので、
しっとり濃厚なチョコレートの風味を楽しめるのです♪


チョコレートはカカオ分の異なる2種類を使います。
バレンタインの時のガトー・ショコラに使った残りがあったので、
ヴァローナのグアナラ(70%)とカラク(56%)を使いました。



P1010776brog.JPG


















P1010771brog.JPGそして、この画像でわかるでしょうか?
このケーキのコツは焼きすぎないこと!
竹串を刺して、とろりと生地がついてくるくらいの半生状態でオーブンから出すんです。
なので、カットするとこんな風に中はとろけるような状態です。








わーい!とかぶりつきたいところですが、ここに悲しい掟が。
レシピには、焼いた当日は味が落ち着いていないので食べちゃダメ!
翌日以降に食べましょう、的な事が書いてあります・・・・゚・(ノ∀`)・゚・。




ぐっと堪えて、ラッピングなど。
P1010767brog.JPGP1010768brog.JPG
細いリボンをかけようかな、とも思ったのですが、
ケーキひとつひとつが小さいので、
ごちゃごちゃしそうなのでやめました。
(リボン結びが上手なら、それもいいのですが。
いかんせん私が結ぶと・・・絡まりそうでw)
とりあえず、くるんで留めて、小さなシールを貼っただけ。(笑)
でもちょっとだけ、よそゆきの顔になったような。





P1010757brog.JPG
そして、我慢に我慢を重ねた(?)翌日、食べてみました。
うわぁ~ 焼き菓子なのに口に入れるととろけます~(*´Д`*)
レシピに“生チョコのよう”と書いてあるのも、うなずけます。
カカオ分の高いチョコレートの使用割合が多いので、
甘すぎずビターで濃厚。チョコレートの美味しさがストレートに伝わってくる感じです。
これは、美味しいわ♪


ただ、今回気になったのは、生地に刻んで混ぜたピーカンナッツの大きさ。
レシピには、「粗く刻む」とだけあったので、
あんまり細かく刻んで存在感がなくなったらつまらないな~と、
本当に粗く(=けっこう大きく)刻んだのですが・・・
これが口の中にケーキを入れて、とろける感じを感じたい時に微妙に邪魔をしてしまってました。
とろけるぅ~という時に、ちょっと舌に残りすぎたかな。
次に作る時は、ナッツの存在感を残しつつ、
口どけの快感を邪魔しない大きさになるように気をつけなくては。
ナッツが全然ないと、それはそれでアクセントがまるでなくなって寂しいですから、
ここは頑張って両立させたいです。



ルミさんの「小嶋ルミの決定版ケーキ・レッスン: 生地からわかる38品
にも、似たようなレシピで、
フォンダン・オ・カシス という魅惑のケーキがあるのですが、これも絶対作りたい!
ピーカンナッツがカシスに置き換わった感じですね。
カシス好きとしては、作らずにはいられないです~・:*:・(*´∀`*)・:*:・
で、このレシピの中に、
竹串刺してとろっとした生地がついてきても、「勇気をもってオーブンから出すこと」
と書いてあるのですが、
まさに勇気が必要だった!(笑)  え?こんなについてくるけど、いいの?って。
でも、この勇気が、魅惑の生チョコのような口どけにつながるのですね。
勉強になりました。




nice!(18)  コメント(12)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

2/24 オフ会 おみやげ編 [お菓子]

page分割.jpg
今日は、pnさんとさる1号さんとのオフ会に向けて焼いたお菓子たちのお話です。
そして、pnさんからいただいたお手製のスマホケースの事も♪








お菓子は3種類作りました。
P1010093brog.JPG




P1010080brog.JPG
まずフロランタン。
↑ 焼き立て。一枚板バージョン。
以前にやはりお手製のストラップをいただいた時に、
お礼はフロランタン物納で、という事になったので(笑)
今回はリクエストも聞かずに、一方的に作ってしまった。( ´ー`)



キャラメル部分のカリカリ度アップのために、いろいろ試行錯誤中なフロランタンなのですが、
今回は、キャラメルを煮詰める時の温度を5℃上げてみました。
パートシュクレも、水分が残っていると、一緒に焼いた時にキャラメル部分に水分が移行してしまい、
カリカリ感が損なわれる原因になるそうなので、
いつもよりも時間をのばして焼いて水分が抜けるようにしました。
これで上はカリっと、下はサクッと、という食感が実現・・・できたかな?
少しだけ近づけたような気がします。
P1010097brog.JPG
長方形に切る事が多いのですが、今回はスクエア・カット。
ガス袋に、カリカリ感サクサク感保持のために乾燥剤と一緒に入れて、シーラーで密封しました。
でも、切らずに一枚板のままリボンかけてお贈りした方が喜ばれたかも?w




次は、バレンタインのすぐ後だったので、遅ればせながらもガトー・ショコラ。
ラム酒たっぷり入っています。
P1010095brog.JPG ちょうちょ結び苦手です・・・・・・














実は・・・・・・
うちのマンションは昨年末、ドアホンのモニタ等を新式のものに一斉交換しました。
ドアホンには警報器なども一緒に組み込まれているのですが、
この新しい警報器やたらとデリケートというか
はっきり言って過敏すぎ。
今までは、アルコール類を使っても換気扇を回していれば警報が鳴る事はなかったのに、
交換後、換気扇を強にしていても、オーブンでアルコールを使うと盛大にジリジリ鳴り響きます。
(;´∀`)
鳴るだけならいいんですけど、警備会社にも直接警報が入り、
A〇SOKの方たちが律儀に大丈夫ですかー? と、お宅訪問してくださいます・・・・・・
(申し訳ない orz)



管理会社に相談しても、今のところ解決策なし。
換気扇は、ガスコンロの真上にあるので、
コンロのお料理でアルコールを使っても多分充分喚気できて鳴らないようです。
でも、オーブンは換気扇から少し離れた所に置いているので、
多分換気が充分できてないんだろうなぁ・・・
換気扇を強にして、空気清浄器をキッチンに持ってきて動かしながら焼いても鳴った!
もうノイローゼになりそう。・゚・(ノД`)・゚・。
ちなみに今回のガトー・ショコラを焼いた時には、1日に2回鳴らしお宅訪問を受け・・・
「そんなに気にしなくても大丈夫ですよ~」と爽やかに微笑むAL〇OKの方に頭を下げ続け・・・
でも、pnさんとさる1号さんはラム酒の効いたお菓子がお好きなので、妥協できず(笑)


子供曰く
「うちはもう、完全にブラックリストに載ってるね!」
これ以来、お酒の入ったお菓子焼いてないのでした。




P1010094.JPG
そしてレモンケーキ。
国産レモンとレモンピールをたくさん使った、別立ての爽やかなバターケーキ。
別立てなので重くないバターケーキで、薔薇の型で焼いてアイシングすると可愛いので、
最近プレゼント用によく作ります。




ガトー・ショコラとレモンケーキは、
ガス袋に、油脂分の酸化・カビ防止用に脱酸素剤と一緒に入れて鮮度キープ。
やはりシーラーで密封しました。
そして箱に詰めて、おみやげセットの出来上がり♪



P1010091brog.JPG
P1010092brog.JPGちゃんと2つねw























そして、pnさんに頂いたスマホケースがこちらです!
趣味の領域を超えた仕上がりです。
P1010141.JPG
U字型に空いた部分は、
スマホをケースから出す時に、
ここに指を入れて押し出すとすっと取り出せる
というすぐれ機能。






P1010137brog.JPG裏には、
pnさんのみどり工房のシンボルマーク、
憧れの羊さんと、
なんとなくグレーで隠してあるあたりに
私の名前入り!  
オーダーメイド感が漂います。(*´Д`*)











P1010117.JPG私はこんな感じで、
バッグの持ち手に付けて
使う事を想定してお願いしたので、











P1010136.JPG
裏側にはベルト付き。
また、持ち手につけず単にスマホケースとして使用する時のために、
このベルトは着脱できるようになっています。





で、このベルトの位置なんですが、
pnさんご自身もおっしゃっていますが、
バッグの持ち手につけるのならいい位置なのですが、
パンツのベルトループにつけるとなると、少々下すぎるかな。ベルトも長め。
試しにベルトループにつけてみたら、ぶらぶらする感じで、
歩くと足に当たってちょっと不安定な感じでした。
なので、Dカンの位置をもう少し上にして、ベルトも長短両方あれば汎用品としてばっちりかも!
私はほぼバッグにつけての使用パターンなので、問題なく快適に使わせていただいてます♪






P1010139.JPGP1010140brog.JPG
もうひとつ、会話の中で私が、
「suica 入れるケースがあると便利ですよね~」
的な事をふと言ったら、
(これは本当に下心無しに言ったんです。信じてくださいw)
バッグをごそごそして出てきたのがこれ!
羊さんマーク入りのカードケースです。
これもいただいてしまいました。
pnさんのバッグは、ドラえもんのポケットみたい(笑)
ほんとうに、ありがとうございました。



pnさんから、
「まだ新しくて色落ちとかもしますから、時々乾拭きしてくださいね。
 (レザーは)使って育てていって下さい。」
と言われました。
はい!
大切に使いこんで、素敵に仕上げていこうと思います。


nice!(16)  コメント(8)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

真夜中のフィナンシェ [お菓子]

P1010718.JPG
それはバレンタイン・ディが過ぎてしばらくの頃。
子供が
「(注:義理)チョコのお礼、手作りお菓子でお返ししたいんだけど、かあさん協力してくれない?」
と言ってきました。
母 「いいよ~ (指導料高いけどなw (*`▽´))」
息子「で、フィナンシェとレモンケーキってどっちが簡単?」
母 「両方とも難しくないけど、フィナンシェの方が工程が少ないかな。」
息子「フィナンシェでお願いします!!!」 (そうくると思ったヨw)



しかし、この会話がなされたのがまだまだホワイト・ディには間がある時だったため、
お互いころりと忘れてしまい、
先日、もう少しでシンデレラがお家に帰らなくてはいけない時間、という頃に、
「あっ!フィナンシェ焼いてない! 明日持って行きたいのに!!!」
と言い出したアホの子がおりました。



母 「・・・まさか今から焼くとでも・・・?」
息子「俺起きてられるよ!v('-'*) 」
いや、君が起きていられても、私は・・・
焼きあがるの何時よ?!
それにだいたいテスト前には、晩ごはん終わると起きてられなくて教科書抱いて寝てるのは君だよね?
こういう時だけ起きていられるのかーー!ヽ(`Д´)ノ




夜中にいきなり言い出すから、
在庫は、高い発酵バターと高いイタリア産PG種のアーモンドプードルしか無いわー
(君にはもったいなーw)
幸い卵白は、冷凍してあるので間に合いそう。
というわけで、零時過ぎからゴソゴソ作りはじめた子供作フィナンシェ。
ラフト型で焼きたい、とのリクエストでした。
P1010714.JPG
















P1010716.JPG
粗熱取れてから、ちゃっちゃとラッピングされてしまったので(きっと彼は早く寝たかったのでしょう 笑)
袋ごしの画像しかありませんが、なかなか綺麗に焼けている様子。
間に合ってよかったね。




さて、幼い日、成城のアルプスのフィナンシェを食べて以来、
家で自分で作って思いっきり食べたい!と野望を持っていた私は、
いろいろなブログにお邪魔して、フィナンシェを作られる方の記事を拝見していた時期がありました。
まだ自分がブログを始める以前の事です。
その時に出会った憧れのフィナンシェが、
いつもご訪問くださっているpommeさんのフィナンシェでした。
この綺麗な焼き色
オーバルの形の優雅で可愛いこと!
これがお家フィナンシェの理想の形だったのですが、私はオーバルの型を持っておらず、
たいていフィナンシェはラフト型かシリコンの薔薇の型で焼いていました。
が、昨年やっとオーバルの型を購入したので(そしてまだ使っていなかった・・・(・・。)ゞ)、
少し余った生地を使って焼いてみました。




かーわいーい♪
ただ・・・いわゆるおへそがぼこっとできています。
まぁ悪くはないのですが、
pommeさんみたいになだらかに真ん中が盛り上がる感じに焼き上げたいなぁ。
P1010719.JPG







というわけで、翌朝再チャレンジ。
型に流しいれる生地の量をいろいろ変えて焼いてみました。
P1010721.JPG




P1010723.JPGP1010724.JPG
おへそが出ないように生地の量を控えめにしたもの。
おへそは出なかったのですが、
焼き上がりが薄い・・・
なんか貧弱かな
・゚・(ノ∀`)・゚・。
もう少し厚みがある方が、
生地のしっとり感も増していいような気がします。












P1010725.JPG
となると、これくらいでしょうか。
希望としては、もう少し爆発してないフォルムの方が好みなんだけどなー。
でもこれはこれで、盛り上がったあたりのしっとり感を楽しめそうですが・・・
(焼いた当日は、薄い部分やはしっこのカリカリ感との差を楽しめて、美味しい(*'-'*))





P1010735.JPGP1010736.JPG




















う~ん これくらいかな?
厚みはこれくらいでいいかな、と思うのですが・・・
真ん中が噴火してなければ better なんだけどなー。
それにしても、オーバルもいいですね!
すっかり気に入ってしまいました。




実験ということで、また卵白貯めて焼いてみようっと♪
粉を別々にふるう事以外に、出ベソを小さくするコツってあるのでしょうか。
後は焼成温度かな。
pommeさん、あんなに綺麗に焼きあがるコツってありますか?




nice!(16)  コメント(8)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

修学院離宮拝観 追記 ~拝観申し込みなど~ [その他]

P1010705.JPGこんなところにもあった、ご当地キティちゃん!
修学院離宮限定ストラップ(笑)


台紙右上には、菊のご紋入り~(((;゚Д゚)))
一番下に、「京都・離宮」との文字があるので、
たぶん桂離宮と仙洞御所も同じデザインで、ブロックの文字だけ違うんだろうな。


離宮の表総門を入ってすぐに、拝観者用の待合室があるのですが、
そこの売店で売っていました。
他に、修学院離宮の参観者用ガイドブックと一筆箋を購入。








この修学院離宮と桂離宮、仙洞御所は宮内庁所轄なので、
拝観するためには宮内庁に申し込みをして拝観許可証を発行してもらう必要があります。
http://sankan.kunaicho.go.jp/about/rikyu.html




申し込みには、はがき、インターネット、窓口申し込みの3種類の方法があります。


☆はがき☆
一番受け入れ人数の枠が大きいようです。
ただし、日の指定(第3希望まで記入)しかできず、時間の指定はできません。
往復はがきを使って応募して、許可がもらえるかどうかもそのはがきで戻ってくるので、
結果がわかるまでに少々時間がかかります。


☆インターネット☆
受け入れ人数枠がはがきに比べて少ないようです。(最大で1つの時間帯に8人?くらい?)
日時の他に、参観希望時間も選んで申し込めます。
同日に希望者多数の場合は抽選になり、その結果が申し込んだ翌日以降にメールで連絡がきます。
(私の場合は土日をはさんで3日後にメールがきました)
許可証をプリントアウトして、当日持って行く。


☆窓口☆
身分証明書を持参して、宮内庁京都事務所参観係窓口に行って、直接申し込みをする。
空きがあれば前日でも許可証をもらえるそうです。
(特に冬の閑散期はその確率が高いらしい!逆に桜とか紅葉の季節は難しいかも)



インターネット受付では、
3ヵ月前の申し込み開始時点で、あっというまにすべて予約が埋まってしまうのですが、
空き状況をこまめにチェックしていると、希望日の2週間か10日くらい前から、
ぽつぽつ新たな空席状態が更新されて表示されるようになります。
(今、この方式を試験的に取り入れているそうです。はがきの申し込みで埋まらなかった分とか、
 キャンセルとか?かな)
私はこの時点でとれました。v('-'*) 



あと、参観希望者用のHP(http://sankan.kunaicho.go.jp/)に、
「京都事務所からのお知らせがあります」というトピックスが時々でます。
これには、
はがきの応募状況のお知らせがのる事があるので、(ex. 〇月△日と〇月△日は満員です 等)
これを参考にして空いてそうな日を狙うのもよいですね。




とても興味深く楽しい拝観だったので、違う季節にもぜひ行ってみたいです。
桂離宮にも仙洞御所にも行ってみたいです。
というわけで、ヘソクリしつつ空き状況をチェックしていこうと誓ったもぐでした。

P1010626.JPGP1010601.JPG
nice!(18)  コメント(6)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

修学院離宮 拝観記 [その他]

P1010689.JPG
関西を旅行してきました。






P1010165.JPGUSJでずぶ濡れになってきたり。
(ジュラシックパーク・ザ・ライド。
並んでる間に合羽を売っています(笑)
400円!高いぞ!
ヽ(`Д´)ノ
私は濡れるのが嫌で敵前逃亡しましたが、
惨劇が予想されたので、
子供には買うように言いました。 
子供たちの前の席の人が合羽なしで乗って、
ものすごく悲惨な状態になっていたそうです。)








P1010418.JPG
英虞湾をぼへ~っと(*¨) ....と眺めてきたり。






そして最終日に、修学院離宮(京都府京都市左京区修学院藪添)を拝観してきました。
杉本苑子著「月宮の人」の中に、
後水尾上皇(1596~1680)がこの離宮を情熱を傾けて造営していく様子が描かれています。
その描写を読みながら、この離宮の景観を想像しては、行ってみたいとずっと思っていました。
宮内庁所轄の離宮のため、
拝観には宮内庁に申し込んで許可証が必要なので、なんとなく今まで行きそびれていましたが、
(いえっ 別に手続きが面倒だったわけでは・・・(;´∀`) )
とうとう念願がかないました。
P1010583.JPG


               下御茶屋御幸門
















この離宮は、
比叡山を背後に臨む丘陵地に、
その地形を生かして上・中・下 の高さに変化をつけた3つの御茶屋を配し、
各御茶屋を赤松並木の連絡路で結んであります。
拝観許可証には、上り坂を含む3kmの拝観路を歩くので、
はきなれた靴で来てください、と注意書きがありました。





P1010587.JPG下御茶屋 寿月観
後水尾上皇御幸の際の御座所であった建物です。
額の字は、上皇の宸筆だそうです。
(達筆!)





















P1010594.JPGP1010596.JPG



寿月観からの庭園の眺め
案内の方のお話によると、
上皇は朝早く御所を発って、
この離宮に到着後、
この寿月観で朝餉を召し上がる事が多かったそうです。
きっとこの庭園を眺めながら。







修学院離宮は、案内の方に先導されて20~30人くらいの団体で拝観します。
私たちのグループの案内をしてくださった方は、
やや年配の背の高い男性の方。
一見、気難しそう(?)な感じの方だったのですが、
説明の声はとても通って聞きやすく、お話も興味深く、
歩いて移動中にお話ししてみると気難しくなんてない、
いろいろお話してくださる、とてもよい方でした。
(もっとお話を聞いてみたかった!)




P1010597.JPG
それぞれの御茶屋を結ぶ赤松並木。
松並木のまわりには、田圃が広がっています。
松並木が整備されたのは明治になってからで、
後水尾上皇は、田圃の中の畦道を行き来していたそうです。
離宮造営にあたり、上皇はもともとあった耕作地をそのまま残し、
耕作する民の姿をそのまま景観の中に取り入れる事を理想としたとのことです。(ガイドブックより)








P1010604.JPG
中御茶屋 客殿
奥に見えるのは、霞棚 と呼ばれる飾り棚。
桂離宮の桂棚、三宝院の醍醐棚と並んで、天下の三棚と称されています。
それぞれ長さの違う棚が生み出すリズムがおもしろく、
秀逸なデザインセンスに見とれました。







P1010610.JPG客殿杉戸に描かれた鯉。
この鯉は、夜な夜な杉戸を抜け出しては、
池で泳いだりいたずらをするので、
後に円山応挙が網の絵を書き足したそうです。
案内の方曰く、
「鯉を書いた人の名前は伝わっていませんが、
 網を描いたのは円山応挙です。」
完全にがんじがらめに閉じ込めてしまうのは鯉がかわいそうなので、
わざと網に破れ目が描かれています。
こういう遊び心好きだなぁ。












P1010611.JPG中御茶屋 網干の欄干
それぞれの御茶屋のさりげない意匠にも、
こまごまとした心遣いを感じます。















P1010679.JPGそしていよいよ上御茶屋へ。
御成門を入って少し歩くと、
このようなかなり背の高い生垣に囲まれた狭い道を登ります。



















そして、このまわりを遮られた坂道を登りきると・・・・・
一気に視界が開けます。
P1010627.JPG
隣雲亭からのながめ
下に見える池は浴龍池。川をせき止めて作られました。




P1010629.JPG
左手に、敷地内にあった田圃。
その向こうに京都市街が臨めます。
ここは海抜149mだそうです。



P1010631遠景.JPGP1010637遠景.JPG



















高台にある隣雲亭までの登り道は、背の高い生垣でわざと視界をさえぎり、
そして登り切った途端にぱっと視界が開けて、
はるか下方の京都市街まで見渡せる景観が目に飛び込んでくる・・・
巧妙に計算された、この意表を突く演出に驚かされ、感嘆させられました。


P1010638遠景.JPG











P1010640.JPGP1010646.JPG
浴龍池の中にある島。
池に浮かぶ島にある松でさえ、こんなに立派。















P1010642.JPG
隣雲亭のたたきのデザイン。
1,2,3と3つの石を組み合わせてリズミカルに埋め込んであり、
一二三石(ひふみいし)と呼ばれています。






P1010659.JPG
隣雲亭から少し離れたところにある窮邃亭。




ここは、景色を眺める事だけに特化して作られた亭で、
視界を遮らないように、窓側の庇が極端に小さく作られているそうです。
窓がない、入り口側の庇と比べると一目瞭然。
案内の方のお話だと、上記の理由で建築としてはアンバランスで不安定なのだとか。
P1010653.JPG

















P1010655.JPG
つっかえ棒(?)で持ち上げられた窓のカバーは、
もちろん取り払えて、景色を楽しめたようです。







P1010661.JPGP1010662.JPG



最終の回の拝観だったので、
ここまで来る頃には日が傾いてきました。
浴龍池、広いなぁ~




















P1010665.JPGP1010666.JPG
窮邃亭を過ぎて、浴龍池ごしに隣雲亭をのぞむ。
もこもこした生垣に囲まれているのがわかります。
この生垣の中を登って行ったわけです。
P1010676.JPG































P1010673.JPG

さて、浴龍池のほとりを歩いていると、道のわきはこのような綺麗な刈込になっています。
これを下から(松並木)から見上げると、

P1010684.JPGP1010685.JPG

このような、スケールの大きな刈込となっているのです!
これは、大刈込と呼ばれています。
谷川をせきとめて浴龍池を作る際に、土堤を築きそれを三段から四段の石垣で土どめをしました。
そのため、周囲の景観を損ねないように土堤を三段の高生垣で覆い、
さらに上部を大刈込で覆っているのだそうです。(ガイドブックより)
大刈込の下に田圃が広がっています。




P1010671.JPG


















上御茶屋側の大刈込から田圃を見下ろした風景。
中央あたりに横一列に連なっているのが、
下御茶屋と上御茶屋を結ぶ松並木です。













綺麗に刈り込まれた生垣。
これだけ広いお庭、手入れもさぞ大変な事でしょう。
ちょうど私が拝観した時も、
こんなに高い木の上で、作業をしていらっしゃる人が。
P1010657.JPG気をつけて~~~














案内の方のお話によると、
桂離宮は、限られた敷地内の中でそれをいかに広く見せるか、という工夫がなされた庭園。
それに対して修学院離宮は、外に広がる風景をそのまま楽しむ庭園だそうです。
なるほどなぁ~
上の御茶屋から借景を巧みに取り入れた、深呼吸したくなるような風景を眺めながら
その言葉にうなずかされました。



最後に表総門までの道を三々五々下りながら、
美術史専攻だった学生時代の癖で、気になった事をいくつか案内の方に質問させていただきました。
私の疑問に丁寧に答えてくださった後、最後にその方は、

「でもここは、勉強をしに来るというよりも、見たままのものを何も考えずに感じた方が
 楽しめると思いますよ。」
とおっしゃいました。

反省。
私も次回拝観する機会があれば、後水尾上皇と同じ気持ちになって、
心をこの場所に遊ばせてみようと思いました。





nice!(17)  コメント(6)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

修学院離宮 ~スマホから~ [その他]

DCIM0815-1.jpg
修学院離宮を拝観してきました。
拝観許可証は、根性で1週間前にゲット。
(ちなみに桂離宮は取れませんでした)(T-T)
後水尾上皇と同じ視点から、京都の風景を楽しむ事ができました。





DCIM0801-1.jpg
そして、関西といえば我が心の聖地、伊勢の赤福本店!
すっきりとした甘さのこし餡とやわらかお餅のハーモニー。
…やっぱり最後まで食べ物の話題から抜けられなかった…



線路内への人の立ち入りで45分遅れの新幹線で帰京中です。ι(`ロ´)ノ

nice!(23)  コメント(8)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

551の豚まん ~スマホから~ [お店のごはん]

DCIM0793-1.jpg
大阪の人は、いつでも551の豚まん食べられて、いいな~
どうして関東には無いんだろう((T_T))
と、いつも思っているもぐです。

というわけで、551蓬莱のお店です。
どこに行っても、食べ物屋さんが気なってしまいます。(笑)
あとはたこ焼きかな!? (庶民的すぎる?w)
nice!(13)  コメント(8)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

スヌーピーまん ~スマホから~ [その他]

DCIM0784.JPG

スヌーピーまんとキティまん。
USJに来ています。
パーク内で売っていました。
ディズニーリゾートにはわりとよく行っているのですが、
USJはとてもとても久しぶりの二度め。
楽しいのですが、ものすごくアウェイ感を感じています(笑)
nice!(11)  コメント(7)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理