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お誕生日のケーキ2012 [お菓子]

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今年もはや11月。
我が家の連続4ヵ月誰かのお誕生日期間がはじまりました。
というわけで、まず第一弾の製作です。



ここ数年は、主役が栗好き、マロン系ケーキ好きというわけで、
リクエストに応えて栗系ケーキを作ってきましたが、今年は何かと忙しかったのでー・・・
今年はリクエスト取らずに、有無も言わせず苺のショートケーキを独断で作りました!
(ごめんねw)




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デコレーションケーキ作りは久しぶり。
でもまぁ、小嶋ルミさんジェノワーズは、いつもどおりにふわふわにできました(〃∇〃)
レシピの力、偉大なり。




2012birthdaycake.jpgいつもいつも、ナッペと絞り出し苦手だー・゚・(ノ∀`)・゚・。 とここで嘆いてきましたが、
今回はちょっとだけ、うまくいった気がしました。
まぁナッペは相変わらずデコボコしてるわけですが、
なんと生クリームの絞り出しが、いつもほどボソってなかったのです!(なんて低次元の喜び・・・笑)










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思うに、私は今まで、ナッペの段階で既に生クリームを泡立てすぎていたようです。
今回は、ちょっとトロトロすぎかなぁ?(・・? というくらいで泡立てをやめて、ナッペしました。
その後、少しだけ泡立てプラスして絞り出したら、
おおおっ いつもみたいにボソってない!という結果になりました。v('-'*) 
これから続く4ヵ月のお誕生日ケーキ制作期間に、しっかり練習したら、
なんとかまともなデコレーションができるようになるかな? 。('-'。)(。'-')。








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今回、カットはいまひとつうまく切れませんでした;;
なんか斜めに切れてしまって(・・。)ゞ
綺麗にカットするのも、難しいですね。


でも一番難しくてどきどきするのは、デコレーションした回転台から、お皿へ移す時なんです。
ここで失敗したら、今までの苦労が水の泡・・・と思うと、どきどきして手が震えます~
ケーキキャリーっていう、ケーキの底全体に差し込むお盆みたいなものがあるのですが、
5,000円くらいしていて、買おうかなぁ?と迷ってるうちに最近は在庫切れ状態頻発の模様。
う~ん 買っておけばこのプレッシャーから抜け出せたのかな・・・




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ともあれ、Happy Birthday!
いい一年でありますように !!!








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第64回正倉院展 [展覧会]

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小学生の時の社会の教科書に、正倉院御物のカラー写真が載っていました。
その中に、それはそれは綺麗なブルーのグラスの写真がありました。

綺麗なグラスだなぁ  えっ!? これガラスなの!? 1000年以上前にガラスのグラスなんて作れたの!?
それに・・・今でも使えそうなデザインなのに・・・ほんとに1000年以上前のグラス!? 
(小学生もぐの独白)
小学生もぐに強烈な印象を与えたそのグラスは、瑠璃杯(るりのつき)といいました。
他にも心惹かれる御物はたくさんありましたが、
第一印象のインパクトの強さは、この瑠璃杯が一番でした。
いつか見てみたいなぁ、とずっと思いながら大人になりました。



そして今年の第64回正倉院展。
なんと、この瑠璃杯が18年ぶりに出展されるとのこと。
そして正倉院展の慣例として、一度出展された御物は、
その後最低でも10年は出展されないとのこと。
これは・・・
もう、行くしか!!!!!!!


「いってきまーす。食器棚に、グラスひとつ分の空きスペース作っておいてね!」
「ルパンかっ!」
と言う子供の声に見送られ、
行ってきました、奈良国立博物館第64回正倉院展。
正倉院展は、2009年の第61回の時以来で、2度めです。







瑠璃杯.jpg小学生の時から、憧れ続けていた瑠璃杯。
とうとう見る事ができる、と胸はドキドキ高鳴ります。

ところが!ここで罠がひとつ。
やはり、この瑠璃杯が今回の展覧会の目玉だったらしく、
マウリッツハイス美術館展の時の、
“真珠の耳飾りの少女”と同じで、
「最前列で見たい方は、この列に並んでくださーい。
現在待ち時間20分です。
最前列なくてもいい方は、こちらから入室してくださーい。」
とのアナウンス。
やはりな・・・w




マウリッツハイスの時の、
30分並んで、やっと最前列にたどり着いたと思ったらほんの一瞬通り過ぎるだけで、
2秒たりとも立ち止まって見られなかった、
悲しい記憶が蘇ります。
もう、博物館なんか信じないぞー・゚・(ノ∀`)・゚・。
ということで、
最前列で見られなくてもいいやと列には並ばず、さっさと入室。
予想通り、というか想像よりも間近から、
ゆっくり立ち止まってじっくり鑑賞することができました。v('-'*) 




瑠璃杯は、
教科書で見た記憶よりも、それ以後いろいろな本やサイトで見たどの画像よりも、
もっともっと深い、吸い込まれそうな蒼い色をしていました。
手に持ってちょうど掌になじむくらいの大きさ、綺麗なフォルム、
現代の作品といわれても納得できるような、時代を超えた秀逸なデザイン。
奈良の高貴の人たちは、このグラスに何を注いで唇に運んでいたのでしょう。
遥か遠い大陸から長い距離と時間を経て、この繊細なグラスはどんな旅をしながら、
この日本の奈良の都に運ばれてきたのでしょう。
もう、想像力はフルスロットル。
いつまでも立ち止まって見入っていたかったです。







螺鈿紫檀琵琶.jpg木画紫檀双六局.jpg

左 : 螺鈿紫檀琵琶(らでんしたんのびわ)と、それを弾くのに使った紅牙撥鏤撥(こうげばちるのばち)
右 : 木画紫檀双六局(もくがしたんのすごろくきょく)

どちらも聖武天皇の愛用品だそうです。
紅牙撥鏤撥は、先端の方の色が剥げていて、ほんとうに使用されていた事がうかがわれます。
この色のはげた部分に、「これを使っていた人が本当に存在した」ということを生々しく連想させられ、
またしても、妄想が渦巻きます。
ほの暗い灯明や蝋燭の炎がゆらゆらゆらめくのみの部屋の中で、
この琵琶や双六局の繊細で精緻な螺鈿の細工は、
そのゆらめく光を反射して、さぞかし妖しく美しく輝いていたことでしょう。






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紫檀螺鈿把斑犀鞘金銀荘刀子(したんらでんのつかはんさいのさやきんぎんそうのとうす)
今だったら、ちょうどペーパーナイフくらいの大きさの小刀。
これも、細い鞘に、精緻な象嵌細工がなされています。
さやのとろっとした茶色の地も、柄の部分の象嵌も、見とれるばかり。
瑠璃杯と並んで、これも持って帰りたかった(?)もののひとつでした。




出展数64点(内、初出展9点)の今回の正倉院展。
ゆっくり堪能することができました。
それにしても、一回出展すれば後10年は同じ物は出展しないという正倉院展にあって、
いまだに初出展のものがあること、
さらに10年間違う物を出展し続けても、一級の展覧会が成り立ってしまうことに、驚かされます。
正倉院には、いったいどれだけの素晴らしい宝物が眠っているのでしょうか。





*************** おまけ ***************


奈良公園内は、年間通して主要建築物をライトアップしているので、
夜7時頃、見に行ってきました。
でも・・・
繁華街であるはずの三条通は、すでにお店の半分くらいは閉店していて、暗くて、人影もまばら。
そこを抜けて、奈良公園方面へと入っていったのですが、・・・・・
こわいよーーーーー!!! 誰もいないよーーーー!!! 街燈も少ないよーーー!!!

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興福寺の五重塔です。
人影のない静まり返った空間に、妖しくライトアップされて屹立する五重塔。
綺麗を通り越して、怖かったー。
だってほんとに誰もいないんですもん。
時代は下りますが、陰陽師を思い出してしまいました。
安倍晴明の世界だ・・・
屋根の陰に、魑魅魍魎が居そうな雰囲気。
ここに龍笛の音でも聞こえてきたら・・・


急いで宿へと退散しました。




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簡単タルトタタン2012 [お菓子]

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紅玉がお店に並ぶようになりました。
これはもうお菓子にするしかない!
さっそく購入。
作るのは、ベターホームの「焼くだけの菓子」のレシピで、タルトタタン。
これ、とっても簡単でおいしいです。v('-'*) 







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今年は紅玉をひたすら細かく切ってみました。
まず、型にカラメルを入れて、そこにラム酒とレモン汁をかけた紅玉を、ぎゅっぎゅっと敷き詰め、
その上にバターがたっぷり入った生地をかぶせて焼くだけです。
シンプル~
でも、カラメル、紅玉、ラム酒、バターの素敵なコラボで、
それはそれはいい香り。美味しいお菓子になります。






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いつもこれを作ると、
中央のカラメルのノリがいまいちというか、真ん中部分が手薄になってしまうので、
今回は充分に行き渡るようにとレシピの1.5倍のカラメルを入れてみた(笑)
だって、カラメルが絡まった甘酢っぱい紅玉とラム酒とバター! もう最高なんですよ~


そしてオーブンに入れて焼いてみると、
ぐつぐつに熱くなったカラメルが、底から沸いてきて・・・
型からこぼれて天板へ。
あぁ!もったいなーい!・゚・(ノ∀`)・゚・。
欲張った結果がこれだ(笑)





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今回も、
中央部分のカラメルの絡みが今ひとつだったけれど、
それでもやっぱり美味しかった!
これは型の形のせいなのか?



うーん わからない。(・・?
次回は、紅玉をぐつぐつ煮詰めてから作ってみようかな?










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やっぱり紅玉の酸味がいきていて美味しいな~
秋を胃袋でたっぷり堪能しました。


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